過去ログ - 渋谷凛「GANTZ?」　その2 -SS速報VIP

過去ログ - 渋谷凛「GANTZ?」　その2

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410:名無しNIPPER[saga]
2017/01/22(日) 03:28:16.20 ID:hrfp73660
学校帰り、真っ直ぐに帰宅した私。

今日は、加蓮と奈緒があの記者を監視し始めて1ヶ月。

そう、すでに1ヶ月もたってしまった。

以下略

411:名無しNIPPER[saga]
2017/01/22(日) 03:28:59.06 ID:hrfp73660
凛「もしもし？」

「渋谷か？」

凛「そうだけど……あ、その声」

以下略

412:名無しNIPPER[saga]
2017/01/22(日) 03:29:37.38 ID:hrfp73660
西「あッ」

何？　いきなり、何かに気付いたような声を出して。

今ムカつくこと言われたら間違いなくキレちゃう。

以下略

413:名無しNIPPER[saga]
2017/01/22(日) 03:30:10.45 ID:hrfp73660
凛「えっと……」

見上げてみると、10階ほど上のベランダから顔を出す見知った顔があった。

私は透明化を保った状態で、その部屋まで駆け上がる。

以下略

414:名無しNIPPER[saga]
2017/01/22(日) 03:31:03.34 ID:hrfp73660
西がパソコンを操作し終えると、西の身体に何かが転送され始めた。

それは、私が身につけている軽量化後のハードスーツ。

画面にも表示されているハードスーツと同一のもの。

以下略

415:名無しNIPPER[saga]
2017/01/22(日) 03:31:51.81 ID:hrfp73660
私の返答に西はさらに上機嫌に笑い出して、パソコンを操作し始める。

西が何か操作し終わると、私を自分の元に近づかせるように手招きをする。

西「見てみろ、他にもこんなものを見つけた」

以下略

416:名無しNIPPER[saga]
2017/01/22(日) 03:32:31.20 ID:hrfp73660
凛「っ！！」

その可能性に気付いた私は愕然としてしまう。

狩りが終わる？　もう殺し合いが出来ない？

以下略

417:名無しNIPPER[saga]
2017/01/22(日) 03:33:16.87 ID:hrfp73660
でもすぐに、いつもよりもなんというか何かを企んでいるような悪い表情で。

西「これを見てみろよ。どんなところでもいける転送機能、巨大ロボットの遠隔操作なんてこともできる。さらに人間を登録して頭に爆弾を入れることもできる！　爆弾を入れた人間を脅して兵隊にでもすれば……世界を支配することすら可能だ！！」

……コイツは何を馬鹿な事を考えてるんだ。

以下略

418:名無しNIPPER[saga]
2017/01/22(日) 03:33:57.99 ID:hrfp73660
凛「あのさ、何でそんなに世界を支配したいわけ？」

西「あ？」

凛「男の子の夢って言われたらそれまでだけどさ、世界を支配して何をしたいの？」

以下略

419:名無しNIPPER[saga]
2017/01/22(日) 03:34:28.86 ID:hrfp73660
凛「……私でよかったら、アンタの話を聞こうか？」

西「……え？」

凛「アンタ、どうせ今まで他人なんて自分とは違う異物だって考えて碌に人と話をしようともしてこなかったんでしょ？」

以下略

420:名無しNIPPER[saga]
2017/01/22(日) 03:34:59.84 ID:hrfp73660
今日はこの辺で。

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