過去ログ - 渋谷凛「GANTZ?」　その2 -SS速報VIP

過去ログ - 渋谷凛「GANTZ?」　その2

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735:名無しNIPPER[saga]
2017/04/30(日) 20:04:15.18 ID:HiGZWtWx0
吉川「ありゃあ……北条か？」

先の戦闘でかすり傷を負っていたが五体満足の吉川。

武田「いや……違うぞ。男だ」

736:名無しNIPPER[saga]
2017/04/30(日) 20:06:29.64 ID:HiGZWtWx0
風「お……お……ゥお…………オオオオオ……」

その中の一つ。

小さい頭が虚ろな目をして風を見ていた。

737:名無しNIPPER[saga]
2017/04/30(日) 20:08:41.69 ID:HiGZWtWx0
ちょび髭は一瞬で殺された巨体の男を見て踵を返して走り始める。

インカムで指示したハードスーツの転送も待たずに撤退を始めるちょび髭。

いや、もはや転送されることすらない。

以下略

738:名無しNIPPER[saga]
2017/04/30(日) 20:09:56.24 ID:HiGZWtWx0
武田と吉川は剣を動かせないでいた。

今、敵は何もしてこない、ただこちらを見ているだけ。

見ているだけなのに二人は生きた心地がしなかった。

以下略

739:名無しNIPPER[saga]
2017/04/30(日) 20:11:58.79 ID:HiGZWtWx0
坂田はゆっくりと近づいてくるぬらりひょんに能力を使い続けていた。

最初は足止め、前嶋の攻撃を直撃させる為に動けなくしようとしたが、ぬらりひょんはその束縛を即座に破って坂田に攻撃を仕掛けようとしてきた。

坂田はそのぬらりひょんを一瞬だけ空中で固定した。固定されたぬらりひょんはその状態も解除し、坂田に向かい歩き始める。

以下略

740:名無しNIPPER[saga]
2017/04/30(日) 20:13:45.77 ID:HiGZWtWx0
吉川「オウ……そこの金髪。名前は？」

前嶋「ふゥッ……前嶋だ……はァッ……」

吉川「前嶋、オメーの啖呵で足が動くようになッた。感謝するぜ」

以下略

741:名無しNIPPER[saga]
2017/04/30(日) 20:15:34.43 ID:HiGZWtWx0
ちょび髭のロボットが消滅した直後。

瓦礫の山と化した大阪の街。

その上空に３機のヘリコプターが飛行し、その変わり果てた大阪の街の様子をヘリの乗組員は呆然と見下ろしていた。

以下略

742:名無しNIPPER[saga]
2017/04/30(日) 20:16:41.01 ID:HiGZWtWx0
黒い髪を靡かせて、ヘリを見ながらゆっくりと近づいてきて、ヘリの操縦席のフロントガラスをもぎ取ってヘリの操縦者の前に立った。

その状況に操縦者は目を見開き固まった。

それもそうだろう、人が空を浮かび、ヘリの操縦席のフロントガラスを破って目の前に立っているのだ。

以下略

743:名無しNIPPER[saga]
2017/04/30(日) 20:17:31.41 ID:HiGZWtWx0
吉川達がいた場所から少し離れたところに玄野達はいた。

ちょび髭のロボットによる攻撃で吹き飛ばされて玄野達他、あの場で犬神に攻撃を行っていた数十人の人間も疎らに吹き飛ばされてきていた。

玄野「ぐッ……」

以下略

744:名無しNIPPER[saga]
2017/04/30(日) 20:18:43.18 ID:HiGZWtWx0
玄野「あッぐ……」

加藤「くはッ……」

そのまま吹き飛ばされた二人は何度も転がり、ようやく止まるが今の衝撃で完全にスーツが破壊されたらしく、衝撃をモロに食らい息を吐き出していた。

以下略

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