過去ログ - セイバー「今日もアヴァロンで独りプレゼント交換だ……」
1- 20
16:名無しNIPPER[sage saga]
2016/11/21(月) 23:10:13.02 ID:1lnhMKjio

■そのころ女神

ステンノ「やってしまいましたわね私」

エウ「やってしまったわね私」

ステンノ「どういたしましょうか私」

エウ「流石に心が痛むわね私」

ステンノ「メドゥーサの大事にしていた自転車を壊してしまいましたわね私」

エウ「戦う力のない非力な女神である私達が壊せるとは思えなかったわ私」

ステンノ「カーボンなんとかでとても丈夫とかなんとか言っていましたのにね、あの駄妹」

エウ「それで、どうするの私。メドゥーサに謝るの?」

ステンノ「私、姉が妹に下げる頭を持っていると思っていて?」

エウ「そうね、そうよね。例え私達が悪かったとしても、姉は謝らないわよね、私」

ステンノ「ふ、ふふふ……動揺しすぎでしてよ私」

エウ「ところで私、思ったのだけど」

ステンノ「なぁに、私」

エウ「タイヤの方もパンクしているわよね、私」

ステンノ「よく気づきましたね私」

エウ「でも私、パンクぐらいは一人でも直せると聞いたことがあるわ」

ステンノ「そうなの? 私。でもそんな重労働は殿方の仕事ではなくて?」

エウ「その通りよ私。でもよく考えてみて私」

エウ「二箇所壊れているのを見てメドゥーサが嘆くのを見るより」

エウ「直った部分を見て安心した後、もう一箇所が壊れていたことに気づく方が」

エウ「絶望はより大きいんじゃないかしら? そう思わない、私?」

ステンノ「ふ…ふふ……よい考えだわ私」



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/2288.52 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice