過去ログ - 【GE】アリサ「最近リーダの声を聞いていない」
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39: ◆qflDSQCF3g[saga]
2016/11/24(木) 01:04:09.70 ID:tucCUHHSo
「っ!!」

 立ち上がり、拳を握り、わなわなとそれを震わせるアリサ。そんな彼女からコウタが少し距離を取り、リンドウが落ち着けと声をかける。

「あくまで、可能性の話だ。周りに流されてるだけと言っても、ここまでする理由が無いしな」
以下略



40: ◆qflDSQCF3g[saga]
2016/11/24(木) 01:11:36.67 ID:tucCUHHSo


今回はここまで。

このSSを書こうと思った、結局初代主人公って流されてるだけじゃね?と言うテーマがようやく出せました。
以下略



41:名無しNIPPER[sage]
2016/11/24(木) 01:28:43.13 ID:d8k4a+8Vo

GEに限らず主人公が喋らない系のRPG全般に言えることだよね
その辺問題はbioshockって洋ゲーで凄くうまく演出に使われてたよ


42: ◆qflDSQCF3g[saga]
2016/11/24(木) 23:38:58.69 ID:tucCUHHSo


一応昨日で第一話的な区切りができたけど、最初と最後で若干矛盾を起こしてて自分の力不足を痛感・・・。

いつかまとめて修正したいなーと思いつつ、フィーリングで書いてるからしょうがないよねと自己擁護もしてみたり。
以下略



43: ◆qflDSQCF3g[saga]
2016/11/24(木) 23:47:29.19 ID:tucCUHHSo
 ソーマがラウンジから去り、しばらく経っても残された二人の男がなだめても、アリサの仏頂面は変わらない。

 二人がと言うよりクレイドルが人目もはばからず言い合いをしているのを初めて見る面々は、一見興味なさそうにふるまってはいるが、ちらりちらりと残されたクレイドルの三人を見ていた。

 一方で、昔の高慢だった頃のアリサと、人を避け突っ張っていた頃のソーマを知っている人間は、ある意味懐かしいものを見たという雰囲気を醸し出していた。
以下略



44: ◆qflDSQCF3g[saga]
2016/11/24(木) 23:56:22.89 ID:tucCUHHSo
「二人が言い合いしてるの、初めて見た」

「ふむ、この不肖エミール。お二方の諍いの原因を聞いてこよう」

 僕にも何かできることはあるはずだと、優雅に立ち上がるエミール。ただ立ち上がるだけでも、彼の育ちの良さ、自分が騎士であろうと高潔で強くあろうとするその姿勢が見て取れる。
以下略



45: ◆qflDSQCF3g[saga]
2016/11/25(金) 00:11:25.99 ID:b+UXP0VCo
 曰く、付き合いがそれなりにあり、その上戦友として背を預けあう者同士があそこまで大きな声を出して言い合うのはきっと重大な理由に違いない。それに、理由を聞いたとして、その理由を正しく理解することができるのか、できたとして新米に対処することができる可能性は低いのだ。

「う・・・そうかもしれない」

 エリナの熱弁を聞き、沈痛な面持ちになるエミール。しかし、次の瞬間には決意を新たに、洗練された所作で立ち上がる。
以下略



46: ◆qflDSQCF3g[saga]
2016/11/25(金) 00:32:54.08 ID:b+UXP0VCo
「タツミさんは何か知ってるんですか?」

 エリナがエミールを半ば強制的に座らせながら、真剣な目で理由を問う。しかし、タツミはエミールの天使の輪を抱く髪をいじり、何も知らないと少し笑いながら答える。

 こちらは真剣なのに、まじめに答えようとしないタツミにエリナが冷ややかな目を向ける。
以下略



47: ◆qflDSQCF3g[saga]
2016/11/25(金) 00:44:42.19 ID:b+UXP0VCo
 結局タツミは答えを示さないままラウンジから防衛班の面々を伴って出ていき、それを追うように、目尻にどういう意味かの涙をたたえたアリサもラウンジから出ていく。

 残されたのは、状況が何もわからない者たちと、度合いは違えど頭を抱え込む二人の男。

 極東最強の神機使いが帰ってくる直前。
以下略



48: ◆qflDSQCF3g[saga]
2016/11/25(金) 00:53:20.19 ID:b+UXP0VCo


エミール書くの超楽しかった。
エリナ書くの超難しかった。

以下略



49:名無しNIPPER[sage]
2016/11/25(金) 07:52:46.55 ID:IJdadp26O
乙です
まあリヴィは無難というか普通にいい子止まりな感はある
個人的には似たような理由でナナも書き難い


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