過去ログ - 【GE】アリサ「最近リーダの声を聞いていない」
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◆qflDSQCF3g
[saga]
2016/11/25(金) 00:11:25.99 ID:b+UXP0VCo
曰く、付き合いがそれなりにあり、その上戦友として背を預けあう者同士があそこまで大きな声を出して言い合うのはきっと重大な理由に違いない。それに、理由を聞いたとして、その理由を正しく理解することができるのか、できたとして新米に対処することができる可能性は低いのだ。
「う・・・そうかもしれない」
エリナの熱弁を聞き、沈痛な面持ちになるエミール。しかし、次の瞬間には決意を新たに、洗練された所作で立ち上がる。
以下略
46
:
◆qflDSQCF3g
[saga]
2016/11/25(金) 00:32:54.08 ID:b+UXP0VCo
「タツミさんは何か知ってるんですか?」
エリナがエミールを半ば強制的に座らせながら、真剣な目で理由を問う。しかし、タツミはエミールの天使の輪を抱く髪をいじり、何も知らないと少し笑いながら答える。
こちらは真剣なのに、まじめに答えようとしないタツミにエリナが冷ややかな目を向ける。
以下略
47
:
◆qflDSQCF3g
[saga]
2016/11/25(金) 00:44:42.19 ID:b+UXP0VCo
結局タツミは答えを示さないままラウンジから防衛班の面々を伴って出ていき、それを追うように、目尻にどういう意味かの涙をたたえたアリサもラウンジから出ていく。
残されたのは、状況が何もわからない者たちと、度合いは違えど頭を抱え込む二人の男。
極東最強の神機使いが帰ってくる直前。
以下略
48
:
◆qflDSQCF3g
[saga]
2016/11/25(金) 00:53:20.19 ID:b+UXP0VCo
◆
エミール書くの超楽しかった。
エリナ書くの超難しかった。
以下略
49
:
名無しNIPPER
[sage]
2016/11/25(金) 07:52:46.55 ID:IJdadp26O
乙です
まあリヴィは無難というか普通にいい子止まりな感はある
個人的には似たような理由でナナも書き難い
50
:
名無しNIPPER
[sage]
2016/12/10(土) 00:16:24.84 ID:x1PP/1tQo
まってる
51
:
◆qflDSQCF3g
[saga]
2016/12/21(水) 22:59:53.63 ID:RnNWK1jUo
◆
ただいま。
繁忙期を切り抜けたので更新を再開します。
以下略
52
:
◆qflDSQCF3g
[saga]
2016/12/21(水) 23:08:37.11 ID:RnNWK1jUo
歪に崩壊し、時折不気味な悲鳴を上げながら朽ちるコンクリートの森を抜けたところ。大きな湖の横にある広場に、数台のトレーラーがエンジンをつけた状態で止まっていた。
時刻は夕方で、少し遠くに見える灰色の人類の英知は、その人類の血で濡れたように赤に染まっている。
俺は、その一番先頭のトレーラーの上で携帯端末を弄繰り回していた。
「あと、一週間ほどかな」
昔は東京大阪間は6時間もあれば消化できる距離だったらしい。今は、物資を満載している状態で、そしてそれらを守り安全に行こうと思えば10日ほどかかってしまう。今はいろいろ物騒なのだ。
以下略
53
:
◆qflDSQCF3g
[saga]
2016/12/21(水) 23:21:07.27 ID:RnNWK1jUo
とりあえずの仕事を終わらせ、ここは昔何という名前の土地だったか、と手元の端末で古い地図を呼び出す。
知らない、聞いたこともない土地であった。
それなりに高度な教育を受けたはずの自分でも知らない土地。こう言えばどれほどマイナーな土地なのだと思われてしまいそうだが、人の生存権が狭められて久しい中、人が全く住んでいない土地の名前など憶えている余裕などないのだ。
「滋賀県――何て読むんだ?これ」
以下略
54
:
◆qflDSQCF3g
[saga]
2016/12/21(水) 23:32:43.35 ID:RnNWK1jUo
顔を確認し、誰か認識し、どう言う人物かを思い出す。
「しょ、少佐!!失礼しました!!」
大慌てで自分より階級の高い人物に敬礼する。それに対し少佐――坂上シズカ――が軽い敬礼を返し、特に叱責などはせずにこちらから目を離す。
以下略
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