過去ログ - 【GE】アリサ「最近リーダの声を聞いていない」
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48
:
◆qflDSQCF3g
[saga]
2016/11/25(金) 00:53:20.19 ID:b+UXP0VCo
◆
エミール書くの超楽しかった。
エリナ書くの超難しかった。
以下略
49
:
名無しNIPPER
[sage]
2016/11/25(金) 07:52:46.55 ID:IJdadp26O
乙です
まあリヴィは無難というか普通にいい子止まりな感はある
個人的には似たような理由でナナも書き難い
50
:
名無しNIPPER
[sage]
2016/12/10(土) 00:16:24.84 ID:x1PP/1tQo
まってる
51
:
◆qflDSQCF3g
[saga]
2016/12/21(水) 22:59:53.63 ID:RnNWK1jUo
◆
ただいま。
繁忙期を切り抜けたので更新を再開します。
以下略
52
:
◆qflDSQCF3g
[saga]
2016/12/21(水) 23:08:37.11 ID:RnNWK1jUo
歪に崩壊し、時折不気味な悲鳴を上げながら朽ちるコンクリートの森を抜けたところ。大きな湖の横にある広場に、数台のトレーラーがエンジンをつけた状態で止まっていた。
時刻は夕方で、少し遠くに見える灰色の人類の英知は、その人類の血で濡れたように赤に染まっている。
俺は、その一番先頭のトレーラーの上で携帯端末を弄繰り回していた。
「あと、一週間ほどかな」
昔は東京大阪間は6時間もあれば消化できる距離だったらしい。今は、物資を満載している状態で、そしてそれらを守り安全に行こうと思えば10日ほどかかってしまう。今はいろいろ物騒なのだ。
以下略
53
:
◆qflDSQCF3g
[saga]
2016/12/21(水) 23:21:07.27 ID:RnNWK1jUo
とりあえずの仕事を終わらせ、ここは昔何という名前の土地だったか、と手元の端末で古い地図を呼び出す。
知らない、聞いたこともない土地であった。
それなりに高度な教育を受けたはずの自分でも知らない土地。こう言えばどれほどマイナーな土地なのだと思われてしまいそうだが、人の生存権が狭められて久しい中、人が全く住んでいない土地の名前など憶えている余裕などないのだ。
「滋賀県――何て読むんだ?これ」
以下略
54
:
◆qflDSQCF3g
[saga]
2016/12/21(水) 23:32:43.35 ID:RnNWK1jUo
顔を確認し、誰か認識し、どう言う人物かを思い出す。
「しょ、少佐!!失礼しました!!」
大慌てで自分より階級の高い人物に敬礼する。それに対し少佐――坂上シズカ――が軽い敬礼を返し、特に叱責などはせずにこちらから目を離す。
以下略
55
:
◆qflDSQCF3g
[saga]
2016/12/21(水) 23:40:48.52 ID:RnNWK1jUo
大きくため息をつく。
彼女はあまりしゃべらない。最低限のことと通信機越しではそれなりに喋るが、いざ対面すると頷くか顔を振るかで返答することが多い。このコミュニケーション方法には苦労させられることが多い。
先ほどのように端末に目を通したまま会話をすれば少佐と別の人間を間違えるし、そもそも相手がボディランゲージで返事するということはこちらが慣れなければまともに意思疎通ができないということだ。
つまり、端的に言えば、疲れる。
彼女とのコミュニケーションはとても疲れるのだ。
以下略
56
:
◆qflDSQCF3g
[saga]
2016/12/21(水) 23:53:22.71 ID:RnNWK1jUo
「おーい。どうしたの?」
聞きなれた同僚の女の声に少しホッとする。声の方を見れば、今まさにトレーラーの上に登ろうとしているところであった。
「いや、少佐がな…」
以下略
57
:
◆qflDSQCF3g
[saga]
2016/12/22(木) 00:01:27.38 ID:ieEtFoj8o
「あの人って、良くあんなんで今までやってこれたよな」
人が作り出した最大の発明は言葉だと俺は思うのだ。人が猿と区別される最大の要因は言葉なのだ。しかし、それを彼女は放棄している。それにより『サルだ!!』とは言わないが、果たして社会的動物としてやっていけるのかどうかは疑わしい。
「まー。一理あるね」
以下略
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