11: ◆Q/bvSRBslQ[sage]
2016/11/22(火) 19:32:14.76 ID:VwNsXbL+0
2人の間に流れる、エアポケットのような弛緩した空気。
それは普段ならば理性によって発せられたであろう危険信号が鳴ることを妨げた。
彼女が変かと聞いた目の色は、底知れぬ深みを持って見つめ返す。
吸い込まれそう、いや、本当に彼女の双眸に、俺は吸い込まれていった。
視界の彼女は静かに見つめ返す。
彼女の瞳の中の自分も見つめ返す。
徐々にそれらの輪郭もぼやけ、群青と碧で視界が満たされる。
息もかかるばかりに近づいて、
どちらともなく目を閉じて、
窓際の2つの影は、やがて1つになr...
凛「プロデューサー!!!!!!」
P「!」
楓「!」
凛「何やってるの!!!ほら、仕事して!!!!」
P「ご、ごめん......楓さんも、すみません...」
楓「いえ私は......じゃあ、続きは今度ということで」ニコッ
P「...!」ドキリ
楓「...この前、美味しいワインが飲めるフレンチを教えていただいたんです」
P「い、いやぁしかしこんな、しがないプロデューサー風情がフレンチなんて...」
楓「大丈夫ですよ、私もそういったお店は初めてですし...」
楓「...私達は、しがないプロデューサーとアイドルじゃなくて、さがない(差がない)プロデューサーとアイドル、ですから」フフッ
凛「............」
凛「..................」
凛「全然うまくないよ!!!!」
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