過去ログ - 【ガルパン】演劇・ウォー！ -SS速報VIP

過去ログ - 【ガルパン】演劇・ウォー！

↓ 1- 覧 板 20

155: ◆IO8bwLPiQ6[saga]
2016/12/04(日) 13:10:25.71 ID:eMLBapR8O
ガラガラガラガラ

唐突にストレッチャーが入ってきて、後ろでシーンが始まる。

ねこにゃー（手術着）「東出さん、落ち着いて。ひっ、ひっ、ふー。ひっ、ひっ、ふー」

以下略

156: ◆IO8bwLPiQ6[saga]
2016/12/04(日) 13:11:05.23 ID:eMLBapR8O
ねこにゃー「あ、頭が出てきた！！！」

みほ「あ゛う゛！！！」

シュポーン！と小気味いいSEが鳴る。

以下略

157: ◆IO8bwLPiQ6[saga]
2016/12/04(日) 13:11:40.16 ID:eMLBapR8O
麻子「毎日が驚きの連続でした。あなたはおかあさん、おねえ、わんわんと言葉を覚えて、お父さんはペロにとっても嫉妬していました」

カエサルとエルヴィンが走り込んでくる。

エルヴィン（きぐるみ姿）「わんわん！！！わんわん！！！」

以下略

158: ◆IO8bwLPiQ6[saga]
2016/12/04(日) 13:12:18.35 ID:eMLBapR8O
オーバーオールを着た妙子と、みほが出てくる。
妙子は麻子のぬいぐるみを抱きしめている。

妙子「ふふふ」

以下略

159: ◆IO8bwLPiQ6[saga]
2016/12/04(日) 13:13:17.53 ID:eMLBapR8O
麻子「………！！」

麻子「あ、あなたが薙刀を始めると言ったのも、戦車を始めると言ったのも、全部そよを追いかけてでしたね。あなたは本当にお姉ちゃん子でした」

麻子「………ね、願わくば、あなたが戦車をやり始めるなど、い、言わなければ良かった。そ、そよ、が長女で、あなたが、次女で、それで、本当は、良かった」

以下略

160: ◆IO8bwLPiQ6[saga]
2016/12/04(日) 13:13:49.36 ID:eMLBapR8O
麻子の後ろから、みほが照明の境界を越えて抱きしめる。

麻子「お、おかあさん……！」

みほ「うん」

以下略

161: ◆IO8bwLPiQ6[saga]
2016/12/04(日) 13:14:27.18 ID:eMLBapR8O
麻子「……お、おかあさん、なの？」

みほ「……死んだら、いなくなるわけではないのよ。いなくなるわけではないの」

麻子「…………」

以下略

162: ◆IO8bwLPiQ6[saga]
2016/12/04(日) 13:14:56.15 ID:eMLBapR8O
麻子は泣きながら、幸せそうにみほに身を委ねる。
段々とスポットライトが消え、舞台が暗転していく。

うっすらと光る時刻表が、カタカタと音を立てて回り続ける。

以下略

163: ◆IO8bwLPiQ6[saga]
2016/12/04(日) 13:15:25.79 ID:eMLBapR8O
再び照明がゆっくりつくと、みほと麻子が、ゆっくりと立ち上がり、礼をする。

少しの間の後、嵐のように拍手が起こった。

華「………！………！！」

以下略

164: ◆IO8bwLPiQ6[saga]
2016/12/04(日) 13:15:55.48 ID:eMLBapR8O
麻子「ありがとうございました」

ありがとうございました！！！

一層大きな拍手が起こり、端から一人一人手を離して思い思いに役者がはけていく。

以下略

214Res/118.12 KB

↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20

このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。

VIPサービス増築中！
携帯うpろだ|隙間うpろだ