40: ◆3HCtmRnFQI[saga]
2016/11/26(土) 21:11:38.18 ID:EOtaVY+x0
ベンチで休憩中
P「結構撮ったな」
千早「はい、紅葉が色鮮やかでつい撮ってしまいます」
P「しかし、写真っていうのは難しいな。この紅葉の綺麗さが中々伝わってこない気がする」
千早「そうですね。目で見るのと、レンズを通したものでは違いますから」
P「いつもお世話になってるけど、カメラマンってすごいんだなぁ」
千早「…なんだか、宣材写真を撮った時のことを思い出します」
P「ああ、売れる前の頃な」
千早「あの時は上手く笑えなくて、結局無愛想な表情しか出来ませんでした」
P「はは、あの頃は俺も微妙なアドバイスしか出来なくて申し訳なかった」
千早「いえ、プロデューサーのせいでは…悪いのは私です」
P「…今はどうだ?」
千早「え?」
P「今なら、上手く笑えそうか?」
千早「…分かりません。今でも、グラビアは苦手ですし」
「それでも、アイドルの皆との時間や、こうしてプロデューサーといる時間が楽しいと思えてる自分がいます」
「昔には居なかった、新しい自分が」
P「…そうか」
千早「……ねえ、プロデューサー、撮ってくれませんか?」
P「俺が?」
千早「このカメラで…今の私を。なんだか、笑える気がするんです」
P「ああ!俺でよければ、任せろ!」
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