過去ログ - はじめての世界のおわりに
1- 20
60:名無しNIPPER
2016/12/01(木) 23:19:14.50 ID:z7aMER8A0
「そういえば」


そういえば、そうだった。


「確かにおかしなことでは、ないよな」


この世界は、もう、あらゆるものに優しくはないのだから。







男「・・・僕が先かな、彼女が黙って居るのでなければ」







ある朝、彼の右足の爪先は、


妙に硬く、冷たくーーー透けていた。


男「・・・ふぅ」


彼は重い煙草を吸いながら、隣で眠る彼女の髪を撫ぜる。


男「まぁ、いいか」


その決断にはまだ早い。時期も、症状も、覚悟をするにも。


彼の視線は、「あれ」が無造作に置かれた本棚の上に注がれていたーーー。











男「養命酒では、治んないよなぁ」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
124Res/47.24 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice