過去ログ - 響子「五十嵐響子家事代行サービスです!」
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◆XUWJiU1Fxs
[sage]
2016/11/24(木) 18:40:11.59 ID:YaWXBgpBo
P「どうしたんだ急に」
響子「最近プロデューサーさんお仕事も大変で家事もロクに出来ないって言っていたじゃないですか。そこで私は考えました! だったらプロデューサーさんの代わりに家事をお手伝いしようと」
P「確かに家に帰っても書類作って寝るくらいしか出来てないから掃除洗濯も溜まっているけど、言って男のひとり暮らしだしそんなに気にすることでもないぞ」
響子「それはダメですよ! 家事を日常的にしておかないと、気がついたときには手遅れになってしまいます」
P「命に関わるようなことでもないと思うけど」
響子「でも想像してみてください。家に帰ってきた時にお部屋も服も綺麗にピカピカで、美味しいご飯が待っていたら嬉しくないですか?」
P「むぅ……それは魅力的ではあるが」
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:
◆XUWJiU1Fxs
[sage]
2016/11/24(木) 18:41:17.55 ID:YaWXBgpBo
響子「私、家事には自信がありますから良い奥……じゃなくて家事代行サービスを提供できるかと思いますよ」
P「でもなぁ、流石にそれは……」
響子「何か問題があるんですか?」
以下略
3
:
◆XUWJiU1Fxs
[sage]
2016/11/24(木) 18:42:02.18 ID:YaWXBgpBo
P「それなら他の家事代行サービスにお願いするよ。流石にアイドルと学業だけでも大変なのに、これ以上響子の負担を増やすわけにもいかないって」
響子「大丈夫ですよ。アイドルになる前からずっと家事はやってきていましたし、私にとって当たり前のことなんです。それにプロデューサーのためなら無料でやりますし、トラブルも起きないと思います」
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4
:
◆XUWJiU1Fxs
[sage]
2016/11/24(木) 18:42:27.50 ID:YaWXBgpBo
響子「一回私に家事を任せてもらって、それで気に入ってくれたのならまたお願いするって形ならどうでしょうか?」
P「しかしだなぁ、現役女子高生アイドルを家に上げるのは色々とまずい気も」
響子「私、来年で16歳です。結婚できる年齢になるんですよ?」
以下略
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:
◆XUWJiU1Fxs
[sage]
2016/11/24(木) 18:42:57.29 ID:YaWXBgpBo
当日
P「さて、響子に家事代行をお願いするわけですが」
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6
:
◆XUWJiU1Fxs
[sage]
2016/11/24(木) 18:43:23.52 ID:YaWXBgpBo
P「エプロン、似合っているね」
響子「これですか? ふふっ、ありがとうございます。いつも使っているやつなんですよ」
P(家庭的な子とは知っていたけど……これじゃあまるで)
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7
:
◆XUWJiU1Fxs
[sage]
2016/11/24(木) 18:43:54.16 ID:YaWXBgpBo
響子「それじゃあまずはフローリングのお掃除ですね。ちょっと掃除を怠るだけでこんな風に埃がたまってしまうんです、体にも良くありません」
P「こ、こんなに汚かったの……?」
響子「床のホコリはウエットシートを使いますが、毎回買うとお金がもったいないですしイチイチ変えるのも面倒だ、って人も少なからずいるんですよ」
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8
:
◆XUWJiU1Fxs
[sage]
2016/11/24(木) 18:44:27.67 ID:YaWXBgpBo
響子「静電気を起こしやすいから埃がくっつきやすいんです。こうやって狭い隙間にも入れて……どうですか? こんなに埃が付けば綺麗になっているぞーって気持ちになりませんか?」
P「確かに達成感はありそうだなぁ。いつも家でもやってるの?」
響子「はい。使わなくなったタイツを再利用して……」
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9
:
◆XUWJiU1Fxs
[sage]
2016/11/24(木) 18:45:47.31 ID:YaWXBgpBo
響子「じゃあ次は窓ガラスの掃除ですね。窓ガラスが曇っちゃうと、折角晴れていてもあまり陽の光が差し込んでこないんです」
P「ほー、だから最近暗く感じていたのか。今日は曇っているけど」
響子「スクイージーを使うやり方が一般的かなと思いますけど」
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10
:
◆XUWJiU1Fxs
[sage]
2016/11/24(木) 18:46:19.17 ID:YaWXBgpBo
響子「古新聞は場所を取ってしまいますし、早く廃品回収に出したいって気持ちもあると思いますが、窓掃除にはすごく役立つんですよ」
P「そういや小学校の大掃除の時に新聞使ったような気がする」
響子「丸めた新聞紙をバケツに入れた水で濡らして、と……。新聞紙って実は繊維が細かいみたいで汚れも落ちやすい上に、使っているインクがあるじゃないですか。これには艶を出す効果もあるんです!」
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11
:
◆XUWJiU1Fxs
[sage]
2016/11/24(木) 18:46:47.68 ID:YaWXBgpBo
響子「洗濯機には……よかった、乾燥機もついてます」
P「やっぱりあると便利なんだよなあ。ちょっと乾くまで時間かかるけど」
響子「乾燥時間を短縮できる便利な裏技もあるんですけど、ご存知ですか?」
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12
:
◆XUWJiU1Fxs
[sage]
2016/11/24(木) 18:47:21.18 ID:YaWXBgpBo
響子「次はちょっと大変なお風呂掃除ですね。ここに来る前に買っておいた重曹とクエン酸が大活躍します」
P「風呂掃除はなぁ……こっちに引っ越してきてから殆どした記憶がないぞ」
響子「こまめにやっておくと、掃除も楽になるんですよ。鏡や蛇口のような水垢の目立つ場所はクエン酸を溶かしたお湯に浸したキッチンペーパーを貼り付けます。これはすぐに効果が出るわけじゃなくて、数時間かかるので一旦後回しにしますね。次は見るのも嫌だとは思いますが……」
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13
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◆XUWJiU1Fxs
[sage]
2016/11/24(木) 18:47:59.11 ID:YaWXBgpBo
響子「排水口の髪の毛をこれで取って、次に重曹をふりかけてお酢をかけると」
シュワシュワ〜
P「おお! なんか泡立ってきた!」
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上レス プロデューサーさん→プロデューサー
◆XUWJiU1Fxs
2016/11/24(木) 18:48:53.68 ID:YaWXBgpBo
響子「ちょうどいい時間ですし、お昼ご飯作りましょう。プロデューサーはゆっくりしていてくださいね」
P「手伝わなくていいのか?」
響子「今日はお休みなんですから。家事なら私に任せてくださいね」
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15
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◆XUWJiU1Fxs
2016/11/24(木) 18:49:19.09 ID:YaWXBgpBo
P「ふわぁ……寝ちゃっていたのか……。結構時間経っている、響子には悪いことした」
響子「すぅ……」
P「……ん? んん!?」
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◆XUWJiU1Fxs
2016/11/24(木) 18:50:03.35 ID:YaWXBgpBo
P「……」
響子「……」
P(気まずい)
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◆XUWJiU1Fxs
2016/11/24(木) 18:50:55.66 ID:YaWXBgpBo
響子「ふぅ。どうぞ、食べてみてください」
P「いただきます……っ! こ、これは……」
P(響子は俺が寝る前に作り始めたんだよな? なのに……)
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◆XUWJiU1Fxs
2016/11/24(木) 18:54:29.46 ID:YaWXBgpB0
響子「! そ、それって……」
P「えっ? あっ、そのだなぁ……後でレシピを教えてくれよ。俺も自分で作ってみたいし」
響子「え? はい、いいですよ」
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19
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◆XUWJiU1Fxs
2016/11/24(木) 18:55:56.27 ID:YaWXBgpB0
P(そんなこんなで家事代行サービス一日体験は終了した)
P「ありがとうな響子。おかげで家も綺麗になったし、色々と勉強になった」
響子「喜んでもらえたのなら何よりです! どうですか? 本格的に雇ってみませんか?」
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20
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◆XUWJiU1Fxs
2016/11/24(木) 18:57:33.08 ID:YaWXBgpB0
P「響子に家事を手伝ってもらえて、すごく助かった。きっと響子と結婚する人は幸せになるだろうなって思えるくらい」
P「だけどずっと響子に甘えて身の回りのことを全部してもらってばかりだと……俺にとっても響子にとっても悪い気がしたんだ」
響子「そんな。私は気にしないのに」
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21
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◆XUWJiU1Fxs
2016/11/24(木) 19:00:13.22 ID:YaWXBgpB0
響子「真面目、ですよね」
響子(でも、そんな貴方だから私は)
P「それが取り柄なもんでして」
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