12:名無しNIPPER[sage saga]
2016/11/25(金) 21:39:39.78 ID:sWZe6nCH0
ライブ後
輝子P「改めて、ライブお疲れさま。すごくよかったよ」
幸子「ありがとうございます!ボクとしてはあの段階でアリゲーターの存在に気付けたのは上出来でした!流石ボク!危機回避能力まであるなんて!」
輝子P「あはは…じゃ、出発するけど、家までの方がいいかな」
幸子「事務所までで大丈夫ですよ!今日は輝子さんと小梅さんと寮に泊まる予定なので!」
輝子P「そっか、了解」ブロロー
車内
輝子P「それで、今日一日プロデューサーを務めさせてもらったわけだけど、どうだったかな。何か、不手際とかなかった?」
幸子「そうですねぇ、お仕事の失敗はありませんでしたけどボクノプロデューサーを務めるならもっと褒めてください!」
輝子P「あ、あはは…次の機会があれば善処するね」
輝子P(あれでも足りないんだ…)
輝子P「でも、僕のほうが勉強させてもらっちゃったかな」
幸子「そうです!ボクのカワイさをもっと輝子Pさんは知るべきです!」
輝子P「…………幸子Pはさ、強引でやることなすこと滅茶苦茶だけど事務仕事は早いし人望もあるしで結構有能なんだ、僕なんかよりずっと。」
幸子「…」
輝子P「え、えっと!だから、たぶんまた変なこと言い出すと思うけど仲良くしてやって、ね」
幸子「…輝子Pさん!面白い話教えてあげましょうか?」
輝子P「え?」
幸子「プロデューサーさんは、いまでこそあんなんですけどね、ボクがまだ新人だったころ、
ライブの前でガッチガチに緊張してたボクの手を握ってくれたんです」
輝子P「…へえ」
幸子「ここからが面白いんですけどね、プロデューサーさん、自分から握ってきたくせにボクよりずっと震えてるんですよ。
震えた手と声で『大丈夫だ』って『頑張れ』って『幸子は世界一カワイイ俺のアイドルなんだ』って泣きそうな目をしながら言ってくれたんです。
情けないと思いません?」
輝子P「…幸子ちゃんも緊張するんだね」
幸子「はっ!ち、違いました!Pさんが緊張してたから手を握ってあげたんです!なんて優しいボク!」
輝子P「そう、だね。幸子ちゃんは優しいもんね」
幸子「輝子Pさんもですよ!」
輝子P「え?」
幸子「輝子さんがいつも言ってますよ、優しいんだって、いつもちゃんと話を聞いてくれるんだって」
輝子P「それくらい、普通のことなんじゃ…」
幸子「輝子さん、せっかくカワイイのにあの性格でしょう?どうしても学校では浮いちゃうらしいんですよ」
輝子P「…みたいだね」
幸子「だから、輝子さんのプロデューサーさんが輝子Pさんでよかったです!輝子さんのこと、これからもよろしくお願いしますね!…っと、着きましたね」
輝子P「あぁ…、お疲れさま。…そうだね…幸子ちゃんも、またどこかのお仕事であったらよろしくね」
幸子「ええ!こちらこそよろしくお願いします!」
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