過去ログ - 【デレマス】松尾千鶴「第5回 fragrightのケミカルカオスキュートラジオ」
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15: ◆mBiXSAH/fw[sage saga]
2016/11/26(土) 20:37:14.66 ID:djYwiWg90

フレ「なーんと、うえきちゃんのストーリーも考えたよ!」

フレ「元はチューリップの精霊だったんだけど、仲良しだったスギの木が五百年の寿命を迎えて死んでしまう運命にあると分かったの。何とかして一緒に生きたかったチューリップの精霊は精霊の王様に聴くの。どうしたら一緒に生きられるのかって。

フレ「王様の答えは『スギの木と同化してチューリップのように植木鉢で育てられるけど、スギの幹を持ち、チューリップの花からは育ててくれる人間たちを苦しめる花粉を放って、くしゃみを誘発させてしまう哀しき生命体になってしまうこと』だったんだ。

フレ「チューリップの精霊は運命に悩むの。スギの木と生きたい。だけど人間たちを苦しめるのは嫌だと。そして、運命の日が訪れてしまったの。少しづつ、だけど確実に生気が失われていくスギの木。それを見つめることしか出来ないチューリップの精霊。

フレ「スギの木は最後の力を振り絞って言うの。『君と出会ってから見える景色が変わった。色鮮やかだった。最後に君の美しい赤い花びらを見ながら土に還ることができて、ボクは本当に幸せだ。ありがとう。君の今後に幸多きことを願って……』

フレ「その言葉を聴いて、チューリップの精霊は決断したんだ。『あなたの居ない未来に幸せなんて無い! わたしはあなたと一緒に生きていく! たとえ人間たちから忌み嫌われる存在になってしまったとしても!』

フレ「……チューリップの精霊はスギの木にキスをするの。そして世界が光に包まれる。光が収まった世界にはスギの木もチューリップの精霊も消えて、植木鉢とスギの幹とチューリップの花を併せ持った植木の精霊『うえきちゃん』が産まれたんだ……

フレ「名付けて『うえきちゃんファンタジー・エピソードゼロ』」



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