過去ログ - 七海「押したら日向くんが元気(意味深)になるスイッチ?」
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11: ◆wap7nzbaA6[saga]
2016/11/27(日) 00:51:26.93 ID:oDMoXDrgo

カムクライズルは超高校級の植物学者、そして超高校級のセラピストとしての知識を用いその匂いの正体を探った。
そして、一つの答えに辿りつく。



カムクラ(これは、バンレイシ科イランイランノキ属イランイランノキの花の香りですね。アロマテラピーにも使われ、その香りによる作用は……興奮)

カムクラ「……」ジー

七海「……?」

カムクラ「……」ボー

カムクラ(な、なんなんでしょう……この胸の高鳴りは)トゥンク



日向が七海に感じていた『親しみ』がイランイランの香りによる作用により『思慕』や『性欲』と混線し、表面に現れてしまったのである。
だが、感情の希薄なカムクライズルはその事実に気づくことができない。
日向だった頃の感情なんて本来知る由もないはずなのだ。
そして、スイッチは思わぬ幸運をもう一つ七海らにもたらした。



江ノ島「な、なにこれ、体が熱い……」ハァハァ



見れば江ノ島が膝をついている。息も妙に荒い。
濃厚なイランイランの匂いを思いきり嗅ぎ、発情してしまったのだ。
それに対して七海、雪染、狛枝の3人は花村特性エロエロスープを飲んだ経験により耐性がついていたため、イランイランの影響をあまり受けずに済んだ。
そのことに気づいた七海は叫ぶ。



七海「先生! 今のうちにみんなで逃げよう!」

雪染「……!」

七海「行きましょう! あの子が動けなくなってる今のうちに!」

雪染「わかったわ! 狛枝くんは私に任せて!」


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