過去ログ - 唯「夢みる少女じゃいられない」
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49:名無しNIPPER[sage saga]
2016/11/27(日) 19:08:25.13 ID:WwkYnpYs0





ベランダから戻ると、ソファで眠るりっちゃんがブランケットを跳ね飛ばしていた。
仕方ないなぁ、もう。掛け直してあげますよ、と。
大きな窓いっぱいに月明かりが室内に射し込む。
すやすやと眠り続けるりっちゃんが、少女のように微笑んだ。

どんな夢、見ているんだろ。

わたしはあの日と同じようにりっちゃんの頬を掴むと、瞳に息を吹きかけ、顔を寄せた。
前髪がりっちゃんの額にかかる。





……バカみたい。
顔をあげ、りっちゃんの髪を手に取る。
パーマ、似合ってないよ。ヘン。前のほうが、好きだった。

わたしはりっちゃんから距離をとって座り直し、瞳を閉じた。



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