過去ログ - 文香「カタテ読書」
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3: ◆6QdCQg5S.DlH[saga sage]
2016/11/27(日) 22:09:23.45 ID:h2LPpq420
「……!」

ふと、顔を上げると対面のソファにプロデューサーさんが俯いて座っていました。

思わずびくりと体が震えてしまいます。

いつの間に座っていたのでしょう……もしかして、私に声をかけたりもしてくださったのでしょうか?

だとしたら……申し訳ないことをしてしまったかもしれません。

本を読むと周りが見えなくなるくらい熱中してしまうこと……治したいとは思っているのですが、どうも……。

「……あの、プロデューサーさん」

申し訳なさを胸に、声をかけてみてもプロデューサーさんは動きません。

規則正しい呼吸の音が聞こえてくるだけで――

――もしかしてと思い、立ち上がってプロデューサーさんの下へ向かいました。

「……」

隣に座って様子を伺います。

けれど、プロデューサーさんは身じろぎひとつしません。

……顔を見ようとしても隣からは見えませんでした。

なので……少し無作法かとは思いますが、床に膝をついて覗き見てみます。

「……あっ」

……やはり、プロデューサーさんは眠っていました。


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