過去ログ - 祥鳳「剣崎さん!」 剣崎一真「全ての人と艦娘を守る、それが俺の仕事だ!」
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15: ◆li7/Wegg1c[saga]
2016/11/28(月) 16:18:15.91 ID:Hsa8pKZ70




https://www.youtube.com/watch?v=GatOgrIVFMk

ウィザードの戦闘は流麗だった。砲弾を軽やかに躱し、装甲空母鬼の放った艦載機を次々にウィザーソードガンで撃ち落とし、砲塔を刃で切り裂いてゆく。

「ヂョコバガドォォ!!」

「ギザマボフカイウミ゙ノゾコヴェ、ゼズボウルゥイロォ!!」

「ヤギヅグジデイヤルゥ!!」

戦艦棲姫達が巨大な怪物と共に砲撃を放った。だが、ウィザードには通じない。彼は攻撃を躱しつつ、指輪を装填した。

『Defend,Please』

ウィザードはすぐさま炎の盾を召喚し、攻撃を弾き飛ばしてしまった。

「ボノレェ……!」

「さて、ちょっとおとなしくしてもらうか」

『Bind,Please』

幾つもの魔法陣が浮かび、鎖が飛び出て深海棲艦達を縛り付けた。

「グワァァ……!!」

あっという間に、ウィザードは次々と深海棲艦達を無力化してしまった。

「ナズェダァ! ナズェオバエダヂハヤミガラブマレタゾンザイナノニヤミにオヂナイ!?」

「ちがう!」

ウィザードは叫んだ。

「たとえ俺たちや君たち艦娘達が、悪から生まれた存在だったとしても……。俺は絶望を希望に変えた!そしてなったんだ、仮面ライダーに!」

「ナッ……!」

「人は、絶望から這い上がれるんだ! たとえ、どんなに苦しくても、君たちも絶望に負けちゃいけない!」

その言葉に、深海棲艦達は暴れる手を止めた。

「ホントウニ、ヤミカラモドレルノ……?」

「ああ。約束する、俺が最後の希望だ」

深海棲艦達は時間が止まったかのように落ち着き、涙を溢し始めた。

「モドリタイ……、モドリタイヨ……!」

「ああ。悪い魔法は、これでおしまいだ」

ウィザードは静かに輝く純白色の指輪を取り出し、ベルトにスキャンさせた。

『Infinity…! Please...! Hi,sui,fuu,do,boo,zaaba,byuu,dogooon!!!!!!!!』

星屑が彼を包み、ウィザードは宝石の輝きを持つインフィニティスタイルへと強化変身した。

「少しだけ、我慢してくれ」

ウィザードはアックスカリバーの一部に何度も触れ、

『Hightouch…‥Shiningstrike!!! Kirakira,Kirakira!!!』

ウィザードは巨大な光り輝く斧を振りかざし、一気に深海棲艦達を切り刻んだ。

「はあぁっ!」

強大無比の深海棲艦は13体まとめて爆散し、やがて次々と艦娘の姿を取り戻していった。

気を失った瑞鳳や如月、加賀らが砂浜に横たわった。

「ふいぃ……」

少女達が元の姿を取り戻したことに安心し、ウィザードは安堵のため息をついた。




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