過去ログ - 鷺沢文香「マーキング」
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120:名無しNIPPER[saga]
2016/12/15(木) 23:06:28.15 ID:S6qSOe2e0
「……とりあえず、結論から言わせて貰ってもいいですか?」


「は、はい……どうぞ……」

以下略



121:名無しNIPPER[saga]
2016/12/15(木) 23:06:55.75 ID:S6qSOe2e0
「だって……文香さんは好きなんですよね? 文香さんのプロデューサーの事……」


「え、えぇ……そうですが……」

以下略



122:名無しNIPPER[saga]
2016/12/15(木) 23:07:24.37 ID:S6qSOe2e0
「智絵里さんは……」


「はい?」

以下略



123:名無しNIPPER[saga]
2016/12/15(木) 23:08:00.48 ID:S6qSOe2e0
「した、って……つまり、告白を……ですか?」


「はい。私のプロデューサーさんに、しました。これ……秘密なので、あまり吹聴しないで貰えると……助かります」

以下略



124:名無しNIPPER[saga]
2016/12/15(木) 23:08:43.08 ID:S6qSOe2e0




「あの人の事……憎んでもいるんですよ?」
以下略



125:名無しNIPPER[saga]
2016/12/15(木) 23:41:04.88 ID:S6qSOe2e0
「私はプロデューサーさんに……色んな夢を見させて貰いました。何も無かった私に……キラキラと輝く様な、そんな夢を……」


それは……私も同じです。Sさんと出会って……Sさんに導いて貰って……今の私があるのですから……。

以下略



126:名無しNIPPER[saga]
2016/12/16(金) 00:04:26.12 ID:0oPGoBhe0
「だから……プロデューサーさんには、償って貰わないといけないんです。私を……私の人生を狂わせた『責任』を! ……あはっ……あははははははっ!!」


智絵里さんは言い終えると、突如として狂った様に笑い出しました。それは見てるこちらが恐怖を感じ、逃げ出してしまいそうな程に不気味で……。

以下略



127:名無しNIPPER[saga]
2016/12/16(金) 00:05:09.43 ID:0oPGoBhe0
……あぁ、そうですか。よくよく考えてみれば……私はもう、壊れていたのですね。


憎しみや嫉妬、怒り等……様々な感情の渦に耐え切れず、とっくに壊れていたのでしょう。

以下略



128:名無しNIPPER[saga]
2016/12/16(金) 00:16:38.08 ID:0oPGoBhe0
「あはっ……今の文香さん……凄く良い表情をしてます。その瞳も……吸い込まれてしまいそうに、綺麗な色をしてますよ」


妖しく笑いつつ、そう告げる智絵里さんですが……私には今、それを確認する術を持ち合わせてはいません。

以下略



129:名無しNIPPER[saga]
2016/12/16(金) 00:19:00.07 ID:0oPGoBhe0
とりあえず、今日はここまで。

あともう少しで終わりになりますので、今しばらく、お付き合い下さい。

それでは、お休みなさい。
以下略



130:名無しNIPPER[sage]
2016/12/16(金) 00:22:28.41 ID:KBSSLBiRo
文香…だが奴は…弾けた
智絵里が天使という名の悪魔に見えてきた…まゆの堕天使の評価は正しい

完全に壊れたという名の迷いを捨てた文香か…滅茶苦茶怖くて美しい
加連や美嘉、凛、卯月なら更に恐ろしいことに、Lippsやmasque;radeのメンバーは愛が重いと


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