146:名無しNIPPER[saga]
2016/12/20(火) 21:38:05.72 ID:CnlXajEQ0
それからSさんは車を走らせ……事務所では無く、その近くの公園にへと向かいました。
始めは……事務所に戻り、そこで話を聞こうとしたSさんでしたが……私が『もし、誰かに聞かれてしまったら……その、恥ずかしいです……』と、言うと……進路を変更してここにへと辿り着いたのでした。
147:名無しNIPPER[saga]
2016/12/20(火) 21:38:47.99 ID:CnlXajEQ0
辺りはすっかりと暗くなっていて……明かりは外灯が灯す光のみとなっています。
「それでは、行きましょうか」
148:名無しNIPPER[saga]
2016/12/20(火) 21:39:27.41 ID:CnlXajEQ0
この公園は……そこまで大きな規模の公園では無いですので……この時間になると、人の気配は全くしません。
だからこそ、ここを選んでくれたのだと思います。『誰かに聞かれたら……』という、私の意を汲んでのSさんの心遣いでしょう。
149:名無しNIPPER[saga]
2016/12/20(火) 21:40:06.58 ID:CnlXajEQ0
その他の可能性としては……偶々通り掛かった歩行者に……会話を聞かれる事でしょうが……例え、聞かれたとしても……私はもう、迷わないと決めたのですから……。
それで世間に公表され……スキャンダルとなって、アイドルを辞める原因になったとしても……私は一向に構いません。
150:名無しNIPPER[saga]
2016/12/20(火) 21:40:49.71 ID:CnlXajEQ0
「しかし……最近は結構寒くなってきましたね……」
そうとも知らずに……前方を歩きながら、そう語るSさん。これから何が起こるかも知らずに……呑気なものですね……。
151:名無しNIPPER[saga]
2016/12/20(火) 21:41:24.67 ID:CnlXajEQ0
「……おや?」
しかし、前方を歩いていたSさんが急に足を止め、立ち止まってしまいます。
152:名無しNIPPER[saga]
2016/12/20(火) 21:42:14.87 ID:CnlXajEQ0
「今日は月が綺麗ですね」
153:名無しNIPPER[sage]
2016/12/20(火) 22:25:19.08 ID:PS0lzNSGO
先手だと!?
154:名無しNIPPER[sage]
2016/12/20(火) 23:17:39.57 ID:HcpLtlSKo
えんだああああああああああ
155:名無しNIPPER[sage]
2016/12/20(火) 23:30:42.63 ID:Jiy1sCapO
イアー!
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