過去ログ - 鷺沢文香「マーキング」
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17:名無しNIPPER[saga]
2016/11/30(水) 23:33:37.92 ID:Z+f8FqL10
そんなSさんに対して……私は答えでは無く、悩みや不安を打ち明けたました。


『私の様な者をアイドルにスカウトして頂いたのは光栄ですが……何分、そういった事には不慣れなものですので……迷惑を掛けてしまうのではないでしょうか……?』と。


それは……本心からの問いでした。私よりも……アイドルに相応しい人は大勢いる。そんな風に思えたからこそ、言わざるをえなかったのです。


しかし、その私の問いに……Sさんは『それでも構いません』と、きっぱりと答えてくれました。


そして、Sさんは私に……アイドルの魅力について語ってくれました。それも熱意的に、雄弁に。外見からは想像出来ない程に、饒舌に語りました。


そんな様を見せられて……私は『この人となら……新しい世界が見れそう……新たな自分へと、踏み出していけそう』と、思ってしまいました。


だからこそ、私はSさんが差し出した手を取り、アイドルとしての道を歩む事を決めたのです。





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