185:名無しNIPPER[saga]
2016/12/26(月) 21:36:49.94 ID:QKpkEbkj0
……でも、分かった事があります。収穫が無かった訳では、ありません。
それは、あなたが私を含め……誰に対しても好意を持っていない……という事です。
186:名無しNIPPER[saga]
2016/12/26(月) 21:37:34.65 ID:QKpkEbkj0
「……すみません、プロデューサーさん。もう一つ……いいですか?」
「えぇ。何でもどうぞ」
187:名無しNIPPER[saga]
2016/12/26(月) 21:38:08.17 ID:QKpkEbkj0
「だから……プロデューサーさん。お願いがあるのですが……」
「お願い……ですか?」
188:名無しNIPPER[saga]
2016/12/26(月) 21:45:05.44 ID:QKpkEbkj0
とりあえずここまで
まだ残りもあるので後で投稿します
今日中には最後まで突っ走りたい感じです
189:名無しNIPPER[saga]
2016/12/27(火) 00:28:56.53 ID:Si9T+CWd0
Sさんと公園で語り合った日の翌日……この日オフの予定の私はまた事務所を訪れ、その部屋の隅で黙々とある作業に耽っていました。
いつもならここで……ソファに座り、本を読んでいる所ですが……今日は違います。
190:名無しNIPPER[saga]
2016/12/27(火) 00:29:41.06 ID:Si9T+CWd0
「文香さん、おはようございます」
そうして私が書く事に夢中になっていると……直ぐ近くにありすちゃんがいて、声を掛けてくれました。
191:名無しNIPPER[saga]
2016/12/27(火) 00:31:14.83 ID:Si9T+CWd0
「昨日は……楽しかったですか?」
だから私はそう言って、彼女に問い掛けました。すると……彼女の顔に浮かぶ幸せの色は、さっきよりも濃くなって表れました。つまりそういう事なのでしょう。
192:名無しNIPPER[saga]
2016/12/27(火) 00:31:43.05 ID:Si9T+CWd0
「そういえば……文香さんは何を書いているんですか?」
そこで、ありすちゃんが私の手元にある冊子に気づきました。そこに書いてある内容にも、気になっている様です。
193:名無しNIPPER[saga]
2016/12/27(火) 00:32:50.31 ID:Si9T+CWd0
「ふふっ、気になりますか?」
「あっ、はい。ちょっとだけ……」
194:名無しNIPPER[saga]
2016/12/27(火) 00:33:19.79 ID:Si9T+CWd0
「中を見てもいいですよ、ありすちゃん」
そして私は書き途中だったページを閉じ、表紙を上にしてそれをありすちゃんに差し出しました。
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