33:名無しNIPPER[saga]
2016/12/03(土) 21:30:52.26 ID:YwUB6xpi0
「実はそれ以外にも何枚か作ってみたので、数は結構あるんです。ですので、見て貰った御礼にどうかと思いまして……」
「は、はぁ……」
という事は、特に意味は無い……そう捉えてもいいのでしょうか……?
「それでしたら、その……頂きます……」
私は手に持っていたしおりを仕舞う為、先程まで読んでいた本の表紙の裏に、そっと挟みました。
「それでは、僕は仕事に戻りますので……鷺沢さんは引き続き、ゆっくりしていって下さい」
そう言って、Sさんはご自分の事務机にへと戻っていきました。そして私はそれを見送ると、本の表紙を開いて先程のしおりを取り出しました。
212Res/102.25 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。