過去ログ - 提督「伊58の天国と地獄」
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2:名無しNIPPER
2016/12/02(金) 13:44:53.77 ID:GfbqtjEo0
深海棲艦は帰路にある艦娘を攻撃しないので、砲弾に怯えることはない。しかし、荷物の燃料が重い。

ドラム缶に容量一杯の燃料を入れず、あえて空気を含ませ海上に浮かせて滑らすように運搬する水上艦と違い、潜水艦のドラム缶を運搬するには非常に体力を消耗する。

行きの砲撃は脆弱な潜水艦にとって恐怖だったが、帰りもまた潜水艦にとって重労働だった。

それを一日に何度も繰り返す。「いいじゃない、単純にきついだけの仕事で。こっちは毎日戦って命のやりとりをしているんだから」。ある艦娘はそう言った。

だから? だからの後にどんな言葉を続けるつもりなのか。なるほど確かに命のやりとりは大変だ、こちらの与り知らぬ苦悩もあるだろう。

でも、そちらの仕事が戦うことなら、こちらは耐えることが仕事なのだ。



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