16:名無しNIPPER[saga]
2016/12/02(金) 23:37:07.79 ID:SUVwnHv40
少女「あれ? マスターさん、それ……」
マスター「あっ、あのっ、これはっ、そのっ……」
振り向いたマスターさんの手には、コーヒー豆が一粒。
足元にはコーヒー豆がたくさん入った袋。
つまり、さっきのポリポリという音は……。
少女「……コーヒー豆、食べてたんですか?」
マスター「あ、う…………はい……」
顔を真っ赤にして、マスターさんは俯いてしまった。
マスター「ごめんなさい……はしたないとは思っていたのですが、とても良いコーヒー豆でしたので……」
取り調べを受けて白状する犯人のように、ぽつりぽつりと話し出すマスターさん。
なんだか、わたしがマスターさんを虐めているかのような気持ちになってしまう。
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