20:名無しNIPPER[saga]
2016/12/02(金) 23:41:43.85 ID:SUVwnHv40
マスター「……お待たせしました」
少女「ありがとうございます」
小皿に乗ったカップを受け取って、角砂糖をコーヒーに入れる。
スプーンでかき混ぜて、息を吹きかけてちょっと冷まして、カップに口をつけて熱々のコーヒーを口に含んで……。
少女「はふう……」
角砂糖が二つのときとは全く違う味。
苦味は強いけど、後から来る角砂糖のほんのりとした甘さのお陰で嫌じゃない。
社長「……味はどうか訊こうと思ったけど、必要なさそうね」
マスター「ふふ、そうですね」
少女「えっ? な、なんでですか?」
社長「顔を見たらわかっちゃったもの」
少女「えっ」
マスター「うんと……そうですね、いつも通りの表情でした」
顎に指を当てて考えてから、マスターさんが言った。
110Res/97.74 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。