過去ログ - 少女「好きです、マスターさん」
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20:名無しNIPPER[saga]
2016/12/02(金) 23:41:43.85 ID:SUVwnHv40
マスター「……お待たせしました」

少女「ありがとうございます」




小皿に乗ったカップを受け取って、角砂糖をコーヒーに入れる。
スプーンでかき混ぜて、息を吹きかけてちょっと冷まして、カップに口をつけて熱々のコーヒーを口に含んで……。




少女「はふう……」




角砂糖が二つのときとは全く違う味。
苦味は強いけど、後から来る角砂糖のほんのりとした甘さのお陰で嫌じゃない。





社長「……味はどうか訊こうと思ったけど、必要なさそうね」

マスター「ふふ、そうですね」

少女「えっ? な、なんでですか?」

社長「顔を見たらわかっちゃったもの」

少女「えっ」

マスター「うんと……そうですね、いつも通りの表情でした」




顎に指を当てて考えてから、マスターさんが言った。


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