過去ログ - 女「好きだよって…それだけ」男「そっか」
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23:名無しNIPPER[saga]
2016/12/03(土) 17:18:17.64 ID:KXg2tFGwo
でも男くんは違った。

何かを察したように少し微笑んで軽く頷いた。

どくん、と大きく胸が鳴った。

廊下、階段、踊り場、そしてまた階段。

屋上へ続く扉の前まで行く間、

2人の足音だけがやたら大きく響いていた。


屋上の扉の前。

男くんの方を向く。

やっぱり?なんて言葉が聞こえてきそうな表情をしていた。

口の中が異常に渇く。

普段来ない場所というのもあって、

それ以上に、これから人生で初めての告白をするのだと、

そう思うと周りの空気が粘着質に絡みついてくる気がした。


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