過去ログ - 【モバマス短編集】「私が居たから」
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20: ◆oeRx5YHce.[saga]
2016/12/04(日) 02:19:07.21 ID:r1h6adL+0
「Pさん!」
意思を込めた声で呼ぶと、Pさんも凛もきょとんとした顔をしていた。
へへん。もう今までのあたしじゃないぜ。
スッと右手の人差指でPさんを指す。
照れない。堂々と。当然のように。
「I...」
「しぶりーん、まだー?」
バンッ! と扉が開いて、未央が顔を出した。
「あ、ごめん未央。じゃあ私行くね。ばいばい奈緒」
「おーう、レッスンがんばれー。で、どした?」
うげぇ。全然締まらない。
気を取り直してもう一回。
「I love...」
「うええええ!! 遅刻しましたぁ!」
再び扉が開き、邪魔が入る。
「おっす卯月。遅刻じゃないけど急げー。みんなもう行っちゃったぞ?」
「うわああああああ!! 頑張りますぅうううう!!」
「おーう。転ぶなよー」
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