5:名無しNIPPER[saga]
2016/12/05(月) 00:03:34.56 ID:ul84Tjoy0
ミヅキ「やめられない、よねえ……」
ミヅキ「……ん」
リーリエの匂いに包まれる。
まるでリーリエに抱きしめられているかのような感覚。
安心する――感覚。
ミヅキ「……」ウトウト
流石に寝てしまうのはまずい。
そう頭では分かっているのだが、まぶたが少しずつ閉じて行くのを止められない。
ヤミカラス「くわ」
私の行動を部屋の隅からじっと見守っていたヤミカラスが一声鳴いて頷く。
まるで私が眠るのを許可してくれたかのようだ。
……そういえば、最初にベッドに潜り込んだ時は見知らぬ私を警戒してか大声で鳴き散らかされたりもしたっけ。
こっそり何度も通っているうちに、私もここを使用する権利を持っていると納得してくれたのか最近では特に反応を示さなくなっていたけど。
ミヅキ「すう……」
ヤミカラスの許可を貰ったことがトドメになったのか、私の意識はそこで深い闇に落ちて行った……
いや、許可とか全部私が勝手に思っているだけなんだけども。
ミヅキ「zzz」
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