過去ログ - 晶葉「不老不死に興味はあるか?」
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6: ◆6QdCQg5S.DlH[saga]
2016/12/04(日) 23:56:15.75 ID:aF/CQkYf0
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晶葉「ついたぞ、この部屋だ」
7: ◆6QdCQg5S.DlH[saga]
2016/12/04(日) 23:56:47.74 ID:aF/CQkYf0
モバP「どうしてここに……?」
ちひろ「晶葉ちゃんのお手伝いさんだからですよ?」
ちひろ「……あっ、でもプロデューサーさんのアシスタントを辞めたわけじゃありませんからね!」
8: ◆6QdCQg5S.DlH[saga]
2016/12/04(日) 23:57:48.63 ID:aF/CQkYf0
晶葉「体の駆動のさせ方から、人工知能の仕組みまで、様々なことを考えていた」
晶葉「だが、どうしても一歩が足りないんだ……ロボットをアイドルにするのに絶対的に足りないものがある」
晶葉「……プロデューサーもわかるはずだ」
9: ◆6QdCQg5S.DlH[saga]
2016/12/04(日) 23:58:22.61 ID:aF/CQkYf0
晶葉「この日本には付喪神という観念がある」
晶葉「長年使ってきたモノには神や霊魂が宿るという考えだ」
晶葉「その考えにのっとれば、作ったロボットにもいずれ魂が沸くかもしれない」
10: ◆6QdCQg5S.DlH[saga]
2016/12/04(日) 23:59:06.12 ID:aF/CQkYf0
晶葉「さて、どうすればいいか……と私は悩んだ」
晶葉「そんな時に話しかけてくれたのがちひろさんだ」
モバP「……ちひろさんが?」
11: ◆6QdCQg5S.DlH[saga]
2016/12/05(月) 00:00:10.31 ID:Pe7UNhNX0
晶葉「……信じられないのも仕方のない話だ」
晶葉「私だって、最初は何を言っているんだって思った」
ちひろ「あら……」
12: ◆6QdCQg5S.DlH[saga]
2016/12/05(月) 00:00:41.98 ID:Pe7UNhNX0
晶葉「……」
モバP「……」
ちひろ「……プロデューサーさん」
13: ◆6QdCQg5S.DlH[saga]
2016/12/05(月) 00:01:13.22 ID:Pe7UNhNX0
モバP(……二人が見せてきたものは、紛れも泣く晶葉だった)
モバP(特徴的なツインテールも、柔らかそうな頬も、起伏の乏しいスタイルも――)
モバP「……」フイッ
14: ◆6QdCQg5S.DlH[saga]
2016/12/05(月) 00:02:14.00 ID:Pe7UNhNX0
モバP「さて……なあ、晶葉」
晶葉「疑問があるのはもっともだが、質問の前にまずは私から説明をさせてくれ」
晶葉「その方が話も円滑に進むだろう」
15: ◆6QdCQg5S.DlH[saga]
2016/12/05(月) 00:03:35.30 ID:Pe7UNhNX0
晶葉「しかし、まだこの『池袋晶葉』には魂が宿っていない」
晶葉「機械的に動かすことは可能だが、あくまで機械としてしか動かない」
晶葉「……そこで、ちひろさんに手伝ってもらう」
16: ◆6QdCQg5S.DlH[saga]
2016/12/05(月) 00:05:48.48 ID:Pe7UNhNX0
晶葉「ちひろさんに頼めば魂の移しかえを止めてもらうことだってできるだろう」
晶葉「これによって、『死にたいのに死ねない』という悩みに直面することもない」
晶葉「普通の不老不死と違って死にたいときには死ねる……はは、変な言葉だな」
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