196: ◆GWARj2QOL2[saga]
2016/12/25(日) 20:44:50.77 ID:W711z8WcO
一心不乱に心臓マッサージを試みて、数分。
微かに、ではあるが。
ほんの少しだけ、咳払い。
「…!」
そして、手のひらに感じる、鼓動。
浅くではあるが、耳に聴こえる、吐息。
「…やったぁ…!」
助かった。
助けられた。
これで、全てが元に戻る。
美嘉は分かりやすいまでのガッツポーズをし、そして涙を拭った。
そして、コンマ数秒後。
「卯月ちゃっ…!」
彼女は何者からに抱きかかえられ、吹っ飛んだ。
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