過去ログ - 【艦これ】迷子のマックス・シュルツ
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30: ◆30lx83ehPU[saga]
2016/12/08(木) 00:12:57.22 ID:1ZOuqbPGO
Z3「一緒に見たかったの」
提督「…………」
Z3「……………」
パシャッ、と、カメラの音が響いた。
音は、少女の携帯電話から。視線を目の前の景色から少女に移した提督に何を言うでもなく、マックス・シュルツは携帯を操作する。
間も無くして、提督の携帯に一件の通知。
提督は何も言わず携帯を開くと、一枚の画像が送られて来ていた。
送り主はマックス・シュルツ。
街と水平線、沈む太陽が一望できる、夕暮れの写真だった。
横の少女は、何も言わず景色を眺めていた。
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