過去ログ - 【モバマスSS】モノクロ写真にきを付けて【藤原肇】
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6:名無しNIPPER[sage saga]
2016/12/06(火) 23:48:56.99 ID:ZVLl60Qt0
晶葉「それでは写真を龍の口元にセットしてバイザーを付けてくれ。感覚としてはVR映像を見ているような感じになるはずだ」

肇「…はず?」

なにか不穏なことを言われた気がする。
以下略



7:名無しNIPPER[sage saga]
2016/12/06(火) 23:50:02.28 ID:ZVLl60Qt0
少しずつ視界が開けてくると、目の前には写真の少女が座っていた。

「出かけるから着替えてこい、なんて急に言うから何かと思いましたよ。あなたからの逢瀬の誘いなんて久しぶりね」

『あー、まあ、なんだ。今日はお前に見せたいものがあってな』
以下略



8:名無しNIPPER[sage saga]
2016/12/06(火) 23:50:46.46 ID:ZVLl60Qt0
『ようやく師匠にも認めてもらえる器が作れるようになってきた。これも俺をずっと支えてくれたお前のおかげだ』

「あらあら、あなたがそんなことを言ってくれるなんて珍しい。明日は雨かしら」

『こら、茶化すな』
以下略



9:名無しNIPPER[sage saga]
2016/12/06(火) 23:51:35.05 ID:ZVLl60Qt0
晶葉「おかえり…というのは変か。ロボは正常に作動していたと思うが、どうだった?」

バイザーを外すと、興味津々な晶葉ちゃんが待ちきれない様子で問いかけてきた。

肇「えっと、写真のことは分かったんだけど…ちょっと待ってね」
以下略



10:名無しNIPPER[sage saga]
2016/12/06(火) 23:52:24.98 ID:ZVLl60Qt0
芳乃「一つ確認なのですがー、哲雄殿というのはそなたのおじい様の名前で相違ありませぬかー?」

肇「うん、それで驚くやらホッとするやらで混乱しちゃって…」

そう、祖母が大事にしていたのは祖父との想い出の写真だったのだ。
以下略



11:名無しNIPPER[sage saga]
2016/12/06(火) 23:53:29.51 ID:ZVLl60Qt0
そんなことがあった数日後、Pさんとお出かけする機会が得られた。

祖母から譲り受けた着物を着て行き、Pさんと一緒に備前焼の資料館を巡ったり、ゆっくりとお茶を味わったりと、とても素敵な休日だった。

その時にPさんが撮ってくれた写真は偶然にもこの前見つけたモノクロ写真にそっくりで。
以下略



12:名無しNIPPER[sage saga]
2016/12/06(火) 23:58:17.29 ID:ZVLl60Qt0
以上になります。読んで頂きありがとうございました。

ちなみに肇さんのおじいちゃんの名前は非公式です(人間国宝の方からお名前をお借りしました)。

新SRのクワイエット・ズィールは本当に素敵すぎるから是非手に入れてください…今はまだスタドリ400くらいしますけど。
以下略



13:名無しNIPPER[sage]
2016/12/07(水) 00:44:49.98 ID:UFWlfuc0o

良いよね着物の肇ちゃん


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