過去ログ - P「輿水幸子は無数に存在する」
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105: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2016/12/09(金) 23:10:16.61 ID:9ecZiZ/N0
「いえいえ、何をやさぐれてるんですか。まだ希望はありますし。この世界で思い出せないなら、また別の世界で思い出せば良いんです」

「別の世界で?」

「はい。別の世界には、またその世界のワタシがいるんですよね。そのワタシと、元の世界のワタシを、また比較してみれば良いじゃないですか」

 そしたらまた、違和感を覚えるかもしれません。と、幸子は続ける。

「そうやって引き算を続けていって、可能性を潰していった先に、元の世界のワタシがいるはずです。元の世界のワタシに、プロデューサーさんが気付けないはずないじゃないですか。違和感を探すんです。大丈夫です。気付けます。……考えて、考えて、それでも本当に違和感を覚えないなら、きっとそこが元いた世界ですよ。そう認定しちゃうんです。決めちゃうんです」


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