22:名無しNIPPER[sage saga]
2016/12/08(木) 00:18:59.37 ID:aKR8yUbx0
「もちろんです。これからも宜しくお願いします、愛梨さん」
ですから、僕も変わらなければなりません。
僕は右手を差し出しました。
あくまでビジネスライクに、握手くらいなら、まあ、問題ないでしょう。きっと。
あまりに急なことだったせいでしょうか、愛梨さんはきょとんとしています。
それでもすぐに、その大きくて愛らしい目を輝かせて、両手で僕の手をぎゅっと包み込みました。
「はいっ! よろしくお願いします、プロデューサーさんっ!」
ケーキも、仕事も、甘すぎるのは好みませんが。
今日くらいは、甘くなってもいいのかもしれません。
おわり
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