3:名無しNIPPER[sage saga]
2016/12/08(木) 00:05:11.98 ID:aKR8yUbx0
事ある度に、物理的に、精神的に距離を詰めてきます。
今日もそうです。
「プロデューサーさん、おはようございますっ!」
事務所の廊下を歩いていると、背後から明るい声とともに、柔らかな感触。
押しつけられたそれは、ふんわりと沈み込みながらも跳ね返してくる若者の肌ならではの弾力と、確かな質量と圧があり、寒さが体に堪える陽気ではその温もりがより一層感じられます。
もう何度目かになるか分かりません。
最近は徐々にスキンシップがエスカレートしており、このように挨拶がてらハグをされるのが日常茶飯事となってしまいました。
「愛梨さん。あまりこういったことは……」
抱きつかれた衝撃でズレた眼鏡のツルを直してから、優しく愛梨さんを引き離します。
「どうしてですか?」
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