過去ログ - 【花騎士】アイビー「離れなさい、離れなさいったら!」
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1: ◆iOAo2zMQ6.[saga]
2016/12/08(木) 00:17:47.12 ID:TyKn21J40
イカリソウ「う〜ん……なんで〜?」シガミツキ

アイビー「なんでって、貴女さっきからずっと団長さんに抱き付いてるじゃない! そろそろ変わりなさいよ!」

イカリソウ「でも〜陸にいると酔っちゃうから、団長にくっついてないとフラフラしちゃうよぉ。だからぁ、陸にいる間は団長にしがみついちゃうのも仕方ないと思うんだ〜」

イカリソウ「それに〜……団長にしがみついてると寒さなんて全然感じないんだ〜! えっへへ///」

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2: ◆iOAo2zMQ6.[saga]
2016/12/08(木) 00:23:16.29 ID:TyKn21J40
アイビー「なっ……!ずっ、ずるいわよ! 陸酔いなんて聞いた事ないわ! それに私だって!」

アイビー「私と団長さんは永久なる古の契約を結び、力が繋がりし半身……我が身から溢れし不滅の力「ウンシェアゲングリヒ・パーペチュアル」は、私だけだと暴走しかけてしまうわ! 力を抑えるためにも、私は団長さんにしがみついて力の一部を流す事が重要なの!」

アイビー「よって、私は団長さんに抱き付く『権利』があるわ! これは破る事を禁じられ、厳格な十戒で守られた契約なの!」
以下略



3: ◆iOAo2zMQ6.[saga]
2016/12/08(木) 00:24:52.52 ID:TyKn21J40
団長「…………いや、二人とも仕事中はやめてくれないか……。正直やりにくい……」

イカリソウ「ダメだよ団長〜! 団長だって、ずっと陸にいると陸酔いしちゃうよぉ。イカリを持ってるわたしが、しっかり支えになってないと大変だよぉ」

団長「陸酔いの感覚は多分イカリソウ独特の物なんじゃないかなぁ……」
以下略



4: ◆iOAo2zMQ6.[saga]
2016/12/08(木) 00:25:56.26 ID:TyKn21J40
アイビー「こうなったらイカリソウちゃん! 団長さんに、どっちに抱き付かれたいか直接決めてもらうわよ!」

イカリソウ「いいよ〜。団長、どっちに抱き付かれたい?」

団長「抱き付かれないで仕事に専念させてもらう選択肢はないのか……。そうなのか……」
以下略



5:名無しNIPPER
2016/12/08(木) 00:28:21.69 ID:57uuKyz60
花騎士スレとは珍しいな


6: ◆iOAo2zMQ6.[saga]
2016/12/08(木) 00:28:48.52 ID:TyKn21J40
団長「う〜ん……まず先にイカリソウで良いか?」

イカリソウ「は〜い♪」

アイビー「な、何でよ! 納得いかないわ!」ガーン!
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7: ◆iOAo2zMQ6.[saga]
2016/12/08(木) 00:31:04.53 ID:TyKn21J40
ナズナ「いつでも発進可能です! 団長様、至急出撃メンバーの編制をお願いします!」

団長「分かった! イカリソウ、アイビーも一緒に来てくれ! というかイカリソウは一回離れてくれ!」ズルズル

イカリソウ「うわ〜ん! 引きずらないで〜」ズルズル
以下略



8: ◆iOAo2zMQ6.[saga]
2016/12/08(木) 00:33:20.52 ID:TyKn21J40
―――――――――

翌日 騎士団庭園

アイビー(さて……今日こそ、団長さんに抱き付くわよ!)
以下略



9: ◆iOAo2zMQ6.[saga]
2016/12/08(木) 00:36:08.55 ID:TyKn21J40
アイビー「見つけたわよ団長さん! さぁ、契約に則り我が抱擁を―――」

ヤドリギ「だ〜〜〜ん〜〜〜〜ちょ〜〜〜〜〜!!」ドーーーン!!!

団長「うぐぁぁ!? 」
以下略



10: ◆iOAo2zMQ6.[saga]
2016/12/08(木) 00:38:59.45 ID:TyKn21J40
アイビー(ま……また先を越されちゃった!?)

ヤドリギ「団長! ご褒美として、今日はずっと抱き付いてていいッスか?」

団長「う〜ん……褒美になるのか良く分からんが仕事までなら……」
以下略



11: ◆iOAo2zMQ6.[saga]
2016/12/08(木) 00:45:12.43 ID:TyKn21J40
アイビー(しかも、中々……どころか、かなり入り込みにくい雰囲気だわ!)

アイビー(お、何を怖気ついてるのよ私! 私はアイビー、この世の全ての命を守る、不滅の力を纏いし誇り高き守護者! この程度の事で怖気ついたりなんて……)

アイビー(……ヤドリギちゃん幸せそう。この雰囲気の中行ってもただの空気読めない女になっちゃうわね……)
以下略



12: ◆iOAo2zMQ6.[saga]
2016/12/08(木) 00:48:39.69 ID:TyKn21J40
ヤドリギ「あれ、アイビーさんじゃないッスか。どうしたんすか?」

団長「おっ、本当だ」

アイビー「き、気付かれた!? け、気配を消した私を補足するなんて流石、純白のパティシエールと名を馳せたヤドリギちゃんね!」
以下略



13: ◆iOAo2zMQ6.[saga]
2016/12/08(木) 00:49:34.14 ID:TyKn21J40
団長「あっ、もしかしてアイビーもしたいか?」

ヤドリギ「??」

団長「そういえば昨日は副団長だったのに全然構ってやれなかったもんな……」
以下略



14: ◆iOAo2zMQ6.[saga]
2016/12/08(木) 00:51:28.65 ID:TyKn21J40
ヤドリギ「成程、事情は分かったッス! でも困ったッス……。代わりたいんすけど、一度抱き付いちゃうと中々団長からは離れられないッス……」ギュ∼

アイビー「分かるわ、その気持ち。団長さんに抱き付くと、心地よくて、光に吸い寄せられる闇の如く、中々離れられない物ね」

団長(そうなの?)
以下略



15: ◆iOAo2zMQ6.[saga]
2016/12/08(木) 00:52:21.30 ID:TyKn21J40
アイビー「えっと、団長さんも……」

団長「勿論。それでアイビーが満足するなら」

アイビー「それじゃ、片腕だけ……」ギュッ
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16: ◆iOAo2zMQ6.[saga]
2016/12/08(木) 00:54:16.38 ID:TyKn21J40
団長(それにしても、気軽にOKしてしまったが……)

「団長、また女の子侍らせてる……」ヒソヒソ
「しかも今日は両手に花状態……」ヒソヒソ
「アイビーさんとヤドリギさんのお互いを信頼してる様子と団長さんに甘える仕草! あぁ私も団長さんになりたい! あの二人に挟まれるなんて……むっはぁーたまんねぇっす!! 私も団長さんになって、あの楽園でもふもふぬくぬく出来たら……あ、やばい鼻血出そう……」ブッシャアアアアアアアアアアアアアアアアア
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17: ◆iOAo2zMQ6.[saga]
2016/12/08(木) 00:55:23.96 ID:TyKn21J40
アイビー(う〜ん……でも、やっぱり片腕だけじゃなくて、全身でも思いっきり『ぎゅ〜〜!』って抱き付きたいわ)

アイビー(団長さん、明日はオフだったかしら? それなら、明日の朝に団長さんを起こしに行くって名目で行けば、団長さんを独占できるかも)

アイビー(あっ、それに朝ごはんとか作っていってあげれば、二人っきりで食事も出来ちゃうかも……!)
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18: ◆iOAo2zMQ6.[saga]
2016/12/08(木) 00:56:38.06 ID:TyKn21J40
―――――――――

翌朝 団長のお部屋前

アイビー(さて、団長さんのお部屋にやってきた訳だけれど……団長さん起きてるかしら?)
以下略



19: ◆iOAo2zMQ6.[saga]
2016/12/08(木) 00:57:49.82 ID:TyKn21J40
アイビー「団長さん、入るわよ! 団長さん、大丈夫……」

ホップ「うえぇぇ〜〜〜〜頭痛い。誰か、誰かおしゃけぇぇ……うっぷ」ダキツキ!

団長「あ、アイビー……助かった。水、水を……」ダキツカレ!
以下略



20: ◆iOAo2zMQ6.[saga]
2016/12/08(木) 00:59:08.40 ID:TyKn21J40
アイビー「団長さん、これって一体どういう状況なのかしら……?」

団長「あぁ、話すと長くなるんだが……うぅ、ズキズキする……」


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21: ◆iOAo2zMQ6.[saga]
2016/12/08(木) 01:01:21.28 ID:TyKn21J40
団長「これからか……。今日は疲れたし、このまま寝たい所なんだが……」

ホップ「おやや? 良いの〜? 今夜のお酒は一味違うよ〜?」ガサッ

団長「そ、それは……!?」
以下略



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