過去ログ - 【花騎士】アイビー「離れなさい、離れなさいったら!」
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66: ◆iOAo2zMQ6.[saga]
2016/12/15(木) 23:44:46.47 ID:fSnXBQO50
ナズナ「もしかして……団長様絡みですか?」

団長「原因の一端は間違いなく俺だな……」

ナズナ「やっぱり! 団長様団長様♪ 実のところどうなんですか?」
以下略



67: ◆iOAo2zMQ6.[saga]
2016/12/15(木) 23:46:08.76 ID:fSnXBQO50
団長「何と言うか……俺自身がどうしたらいいか分からなくて、結局いつも場を濁したりとかしか出来なくて、申し訳がないんだ」

ナズナ「ふむふむ」

団長「俺は騎士団長で、花騎士に手を出すのは好ましくない。団の悪評にも繋がる。下手に一人に傾注すると、団長は花騎士に平等であるべきという規則も崩してしまいかねん」
以下略



68: ◆iOAo2zMQ6.[saga]
2016/12/15(木) 23:48:27.73 ID:fSnXBQO50
団長「その子達に勘違いさせたまま、相手に応えてしまうのは、勘違いを利用するだけなような気がして気が引ける」

団長「かといって、正面からそれを説明するのもなぁ。そういうのは自分でいつか気付いていくものだ」

ナズナ「でも、中には本気で団長様に恋している花騎士だっていると思いますよ?」
以下略



69: ◆iOAo2zMQ6.[saga]
2016/12/15(木) 23:51:09.49 ID:fSnXBQO50
ナズナ「あんまりすぐに手を出してしまうタイプの騎士団長も困りますが、団長様はもっと『ハーレムだぜグヘヘヘ』くらいに思った方が良いかもしれません。そうした方が気持ちは楽になると思います」

団長「いや、それは不味いのでは?」

ナズナ「団長補佐のわたしがこういう事を言うのは、本当はいけないかもしれませんが……」
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70: ◆iOAo2zMQ6.[saga]
2016/12/15(木) 23:52:25.28 ID:fSnXBQO50
ナズナ「はい、そうしてください!」

ナズナ「……それで、団長様は、誰が気になるのです?」

団長「結局それは聞いてくるのか……」
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71: ◆iOAo2zMQ6.[saga]
2016/12/15(木) 23:53:36.06 ID:fSnXBQO50
ナズナ「はい。討伐害虫の種類と余剰物資関係の書類が……」

団長「あっれー……おかしいな。鞄の中にあるかな」ガサゴソ

団長「あっ……」
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72: ◆iOAo2zMQ6.[saga]
2016/12/15(木) 23:55:24.79 ID:fSnXBQO50
団長「あぁ、了解だ」

ナズナ「最後に……」

団長「?」
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73: ◆iOAo2zMQ6.[saga]
2016/12/15(木) 23:56:27.75 ID:fSnXBQO50
アイビー(でも、明日の副団長は私。せめて明日……最後に明日くらいは団長さんを……)

アイビー(って、ナズナさん来ちゃうわ! ど、どうしましょう……無理がありそうだけどここしか!)トトッ! サッ!


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74: ◆iOAo2zMQ6.[saga]
2016/12/15(木) 23:58:05.09 ID:fSnXBQO50
アイビー「それじゃあ……」

アイビー「団長さん、失礼するわ!」ガチャ

団長「おぉ、どうした? アイビー」
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75: ◆iOAo2zMQ6.[saga]
2016/12/15(木) 23:59:34.51 ID:fSnXBQO50
アイビー「団長さんに構ってもらいたい気分なの! じゃないと、私の士気は精神の深淵まで落ち込み、二度と湧き上がる事なく封印されてしまうわ!」

団長「士気の話を持ち出されると弱いな……」

団長「分かった。明日は俺達の騎士団は遠征任務明けで仕事も少ない。明日はアイビーの為に時間を使おう」
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