過去ログ - 【花騎士】アイビー「離れなさい、離れなさいったら!」
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96: ◆iOAo2zMQ6.[saga]
2016/12/17(土) 21:53:38.32 ID:A4l9o6xi0
アイビー「……決して、私だけを見て他の女の子を見ないでって事じゃないの。他の女の子がいて、何番目だって良い」

アイビー「ただ、私の側にずっといてほしい、私に団長さんの傍にいさせてほしい、離れないでほしい」

アイビー「もう一人は嫌……寂しいのは嫌なの……」グスン
以下略



97: ◆iOAo2zMQ6.[saga]
2016/12/17(土) 22:19:29.17 ID:A4l9o6xi0
団長「だから、団長として、ではなく『俺自身』で返事をさせてくれ」

アイビー「えっ……?」

団長「アイビー、これは団長じゃない、俺自身の願いだ」
以下略



98: ◆iOAo2zMQ6.[saga]
2016/12/17(土) 22:23:47.97 ID:A4l9o6xi0
アイビー「本当にいいの……? 負担になるから身を引いたりとか、離れなくてもいいの?」

団長「何だ、そんな事考えていたのか?」

団長「そんな事しなくていい。むしろしないでくれ」
以下略



99: ◆iOAo2zMQ6.[saga]
2016/12/17(土) 22:32:58.93 ID:A4l9o6xi0
アイビー「団長さんには呪いを受けてもらうわ。古より伝わりし、多くの魔力を秘めた束縛の呪いよ」

アイビー「この呪いは非常に高度で複雑な刻印魔術よ。見られている状態では出来ないわ!」

アイビー「団長さん、目を閉じなさい!」
以下略



100: ◆iOAo2zMQ6.[saga]
2016/12/17(土) 22:36:42.55 ID:A4l9o6xi0
団長「成程……だが、甘いなアイビー」

アイビー「えっ……?」

団長「俺は数多の加護受けし聖騎士を束ねる団長だぞ? その程度じゃ、俺を束縛など出来ん」
以下略



101: ◆iOAo2zMQ6.[saga]
2016/12/17(土) 22:39:18.49 ID:A4l9o6xi0
アイビー「ずっと離さないわよ。団長さん……もう、寂しくさせないでね。お願いよ?」ギュウウ

団長「あぁ、約束する」ナデナデ

甘えるように抱き付いてくるアイビーの頭をひとしきり撫で、あの時の約束の言葉を紡ぎ出した。
以下略



102: ◆iOAo2zMQ6.[saga]
2016/12/17(土) 22:42:02.67 ID:A4l9o6xi0
―――――――
騎士団庭園

アイビー「ぎゅ〜、ぎゅう〜♪ あぁ……落ち着くわぁ」ギュウ〜〜

以下略



103: ◆iOAo2zMQ6.[saga]
2016/12/17(土) 22:43:49.93 ID:A4l9o6xi0
シャムサクララン「ホップさんも若いよね。……って、また飲んでる」

シャムサクララン「私もそれには賛成だけど……団長。今日お仕事。……大丈夫?」

ナズナ「大丈夫です! 最近、団長様はお仕事続きでしたし、今日はお休みという事にしてあげましょう!」
以下略



104: ◆iOAo2zMQ6.[saga]
2016/12/17(土) 22:48:44.03 ID:A4l9o6xi0
ヤドリギ「お待たせッス! ケーキが出来上がったッスよー! いろんなケーキたっくさん作ったッスから、みんなで食べようッス!」ガラガラ

サクラ「ホットケーキも出来たわよ〜。みんな〜、お茶にしましょう〜?」

ペポ「わぁ〜♪」
以下略



105: ◆iOAo2zMQ6.[saga]
2016/12/17(土) 22:53:13.33 ID:A4l9o6xi0
バルーンバイン「うぅ、最近また食べ過ぎでお胸が膨らんできてしまって、控えてるのに……」

ベロニカ「あら、食べないの? このケーキ、凄い美味しいわよ? 流石、騎士団で一番のケーキ職人であるヤドリギが作ったケーキだけあるわ」

ベロニカ「すっごいクリームがふわふわ……生地のしっとり感とイチゴとブルーベリーのハーモニーが絶妙ね。見なさい、このクリスマスをイメージしたシュガークラフトも可愛いじゃないの」
以下略



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