過去ログ - なるべく健全な催眠セラピー鎮守府
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2016/12/08(木) 23:20:12.50 ID:QF0Q0BBu0
提督「まずは肩。はい、ぎゅー……抜ける、抜ける、絞られて抜けていく……力ももっと抜ける……」
夕張「…………ふぅ……」
22: ◆yi9..zIGoIZw[saga]
2016/12/08(木) 23:24:04.07 ID:QF0Q0BBu0
夕張(手のひら……ぽかぽかする……)
提督「指も、一本一本抜いていくからね。根元から、先っぽに……ぎゅー。もう全然力が入らない。とけちゃったみたいだ」
23: ◆yi9..zIGoIZw[saga]
2016/12/08(木) 23:26:24.63 ID:QF0Q0BBu0
提督「動かないよね。でもそれは正常な反応だよ、怖がる必要はないからね……」
提督「……はい、これでもう両腕動かない。動かせないよね？」
24: ◆yi9..zIGoIZw[saga]
2016/12/08(木) 23:27:38.75 ID:QF0Q0BBu0
提督「よし。全部ぽかぽかして、夕張さんの体は眠っちゃったみたいだよ」
提督「……夕張さん、今どこにいるかわかる？」
25: ◆yi9..zIGoIZw[saga]
2016/12/08(木) 23:29:54.01 ID:QF0Q0BBu0
提督「私は夕張さんだから、夕張さんの事が分かるよ。……悩み事があるよね？」
夕張「……うん」
26: ◆yi9..zIGoIZw[saga]
2016/12/08(木) 23:31:28.92 ID:QF0Q0BBu0
夕張「もと、いた……鎮守府で……」
夕張「後から入ってきた……明石、さんに……工廠の……お仕事……とられて……」
27: ◆yi9..zIGoIZw[saga]
2016/12/08(木) 23:33:00.60 ID:QF0Q0BBu0
夕張「っぎ…………………………ぎそうに、細工して……！怪我、させて……！」
夕張「それで満たされて……でも嫌で……ちぎれそうで……逃げて……辞めて……逃げちゃったの……！」
28: ◆yi9..zIGoIZw[saga]
2016/12/08(木) 23:34:24.39 ID:QF0Q0BBu0
提督「ほら言えた。ここでなら、全部出せるよ。出したら、すーっと一緒に嫌なものも消えていくよ。だから、全部出しちゃおう」
夕張「ごめん、なさい……ごめんなさい……ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい！」
29: ◆yi9..zIGoIZw[saga]
2016/12/08(木) 23:38:59.75 ID:QF0Q0BBu0
提督「ほら、キチンと言えたからもう嫌な気持ちなくなっただろう？」
夕張「……ぁ……」
30: ◆yi9..zIGoIZw[saga]
2016/12/08(木) 23:40:02.57 ID:QF0Q0BBu0
提督「さぁ、３、２、１、で蓋を閉じて時計をしまうよ」
提督「３」
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