過去ログ - 【瑞加賀】 瑞鶴「大好きはもう隠さない」
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17: ◆LxxESo7QEc[saga sage]
2016/12/09(金) 18:35:44.66 ID:Jx8JGdAao

加賀「ああそうだわ、葛城も誘いましょう」

瑞鶴「!?」

以下略



18: ◆LxxESo7QEc[saga sage]
2016/12/09(金) 18:36:44.97 ID:Jx8JGdAao

━━━━━数時間後 瑞鶴、加賀の部屋

瑞鶴「あーもう……何なのよこの人は」

以下略



19: ◆LxxESo7QEc[saga sage]
2016/12/09(金) 18:37:26.53 ID:Jx8JGdAao

鈴谷『加賀さんってさぁ、葛城のこと好きなんじゃない?』

以前鈴谷が悪戯っぽい笑みを浮かべながら冗談混じりでそんなこと言ってたっけ。
加賀さんの、葛城に対する態度はそういったものじゃないとは思うんだけど……私はあの人のことを完全に理解してるわけじゃない。
以下略



20: ◆LxxESo7QEc[saga sage]
2016/12/09(金) 18:38:22.99 ID:Jx8JGdAao

加賀「んっ……?」

瞬間、加賀さんの目が開く。私は咄嗟に離れようとするけど、うまく動けず至近距離で目と目が合ってしまう。

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21: ◆LxxESo7QEc[saga sage]
2016/12/09(金) 18:38:59.14 ID:Jx8JGdAao

加賀「ん……そう……優しいのね。ありがとう……」

あ、あれ? またしても意外な言葉を返されて、私の動揺も頂点に達するかというところ。

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22: ◆LxxESo7QEc[saga sage]
2016/12/09(金) 18:39:25.76 ID:Jx8JGdAao

加賀「おやすみ、瑞鶴……」

最後に私の頭をそっと撫でて、加賀さんは再び眠りに就いた。

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23: ◆LxxESo7QEc[saga sage]
2016/12/09(金) 18:40:05.02 ID:Jx8JGdAao

━━━━━土曜日

瑞鶴「うわー! 遅刻遅刻遅刻〜〜〜っ!」

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24: ◆LxxESo7QEc[saga sage]
2016/12/09(金) 18:40:43.19 ID:Jx8JGdAao

今朝、5時に起きて提督さんと一緒に三人分のお弁当を作っていた。
私自身、料理は得意だし提督さんの協力もあって美味しくできたと思うんだけど……
さすがに早起きしたせいか、作り終えた後に眠くなっちゃって。

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25: ◆LxxESo7QEc[saga sage]
2016/12/09(金) 18:41:40.61 ID:Jx8JGdAao

瑞鶴「とにかく! 行ってきますっ!」

幌筵提督「車には気を付けるのよ〜」

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26: ◆LxxESo7QEc[saga sage]
2016/12/09(金) 18:42:17.77 ID:Jx8JGdAao

瑞鶴「はぁ、はぁ……さすがに、全速力は疲れるなぁ……」

マルキュウマルマルを少し回ったところでボーリング場が見えてくる。思ってた以上に人が多い。

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27: ◆LxxESo7QEc[saga sage]
2016/12/09(金) 18:43:04.83 ID:Jx8JGdAao

瑞鶴「……!?」

不意に自転車を漕ぐ足が止まる。加賀さんが、葛城のほっぺについたクリームを指で拭き取ってそれを口に運んだ。
そして、優しげな表情を見せて葛城の頭を撫でる。そのやり取りはさながら恋人同士のそれ。
以下略



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