過去ログ - オチのない話【ブレイブウィッチーズ】
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121:名無しNIPPER[saga]
2017/01/11(水) 23:51:45.18 ID:fp2TtbYX0

ロスマン「私も今日で20歳か…」

ロスマン「もう潮時かしらね…」

クルピンスキー「こんな所で感傷に浸って…まるで老衰の戦士みたいだよ」

ロスマン「…伯爵、私はもうすぐ戦えなくなるわ、似たようなものよ」

クルピンスキー「…時の流れは残酷だね」

ロスマン「でも教導という道があるわ」

クルピンスキー「ああ、君が身に着けた技術を一代限りで終わらせるのは勿体ない」

ロスマン「本当はアナタや隊長の技術を伝えられたらいいんだけどね」

クルピンスキー「僕の戦闘は自前の魔力に飽かせたものだから他の子には無理さ」

ロスマン「そう、エースと呼ばれる人は皆教本には載ってない戦い方ができる人ばかり」

ロスマン「私の教え方ではエースを育てることはできないわ」

クルピンスキー「ハルトマンは?」

ロスマン「あの子も持ち前のセンスと固有魔法があったからよ」

クルピンスキー「教本通りでは並のウィッチしか育たない…か」

ロスマン「ええ、でも将来的にエース級と遜色ないレベルの並のウィッチが当たり前になったら面白いと思わない?」

クルピンスキー「随分と大きく出たね」

ロスマン「私は本気よ」

クルピンスキー「落ち込んでると思ったら野心に燃えてただけだったか」

ロスマン「ふふ、やれることはまだまだあるわ」

クルピンスキー「先生」

ロスマン「ん?」

クルピンスキー「誕生日おめでとう」

ロスマン「ええ、ありがとう」


終わり



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