8:名無しNIPPER[saga]
2016/12/11(日) 19:20:21.20 ID:glNesy3z0
*
―稽古場―
側近「さっ、どうぞ」ドサ
青年「良いんですか?本気を出しても」スク
青年「今のオレはそこら辺の人間を超越してますよ?」
側近「どうぞ。武器も使って構いませんよ」ポイッ
青年「……」スッ
青年「っ……りゃァッ!」ダッ
側近「遅い」ズバンッ
青年「」ゴロロロッ ドカ
青年「ほらね!」
側近「いえいえ、貴方は確かに人間を超越してるかもしれませんよ」
側近「私が手を払っても首から頭が飛びませんでしたので」
青年「そりゃぁ、魔導師さんが肉体を強化……もとい、勝手に改造されたから……」
側近「生ゴミを家畜に変えられる、魔王様の部下は優秀ですね」
青年「……そうだね」
青年「あの騎士団長と互角に打ち合えたのも、皆や側近さんのお陰だよ」
青年「ありがとう」
側近「貴方……消えるんですか?」
青年「思い残すことが無ければ」
側近「では私が消してあげますよ」
青年「せめて自然消滅させてくださいよ」
側近「まぁ、人間にしては根性がある方だと思います」
側近「それに免じて、今は見逃して上げましょう」
青年「……うん」
青年 (思えば、ここに来て色々なことがあったな……)
側近「ありましたねぇ」
青年「ナチュラルに入ってくるのやめてくれない?」
側近「なんやかんや、騎士団長を倒しましたよね」
青年「今鮮明に、その件についての思い出に浸ろうとしてたのに……」
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