23:名無しNIPPER[saga]
2016/12/16(金) 18:18:35.86 ID:vq0wRNE2o
助手「じゃあ、ここで阿良々木君の偽物も大怪我を負って……」
助手「でもまた、阿良々木君は翌日には無傷って事になってる訳ですから……あれ? また、もう一人の偽物が現れたって事ですか……??」
探偵「そうなっちゃうねえ」
助手「はあ……。でも、その次の話の『なでこスネイク』でも阿良々木君って腕の骨が折れてますよね?」
探偵「そうだね。そしてまたその翌日には無傷になってたよね」
助手「んん?? となると、これで三人目の偽物??」
助手「でも、またまたその次の『つばさキャット』でも首から血しぶきあげてたし……あれ???」
助手「やっぱりおかしくないですか、この推理? これだと阿良々木君の偽物が四人も出てきちゃいますし、それにその四人、変装して出てくる度に大怪我してる事になるんですけど……」
探偵「そうだね。常識で考えたら、そんなにゴロゴロ偽物は出てこないし、毎回大怪我してるってのも不自然だよね」
助手「って事は……さっきの推理は間違ってるって事になりませんか?」
探偵「いやあ、そうでもないよ?」
助手「え……」
探偵「阿良々木暦が別人に代わってるってのはさ、確かなんだよ。そこは間違いない」
探偵「何故なら、それ以外に『無傷』でいられる手段がないからだよ。そこは疑っちゃあ駄目なんだ」
探偵「でもね、そんなにゴロゴロ偽物が出てくるってのも変だよね。阿良々木暦の偽物はまず一人だけ……多くても二人だろう。それ以上はいくらなんでも無茶がある」
助手「でも、そうなるとまた新しい謎が出てきてませんか? 阿良々木君は、どうやったら、こんなに何回も『無傷』でいられるんです?」
探偵「うん。それなんだけどさ。『こう考えれば』別に謎でも何でもなくなると僕は思うんだよ」
助手「こう考えるっていうのは?」
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