過去ログ - 探偵「本当は怖い化物語」
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52:名無しNIPPER[saga]
2016/12/23(金) 15:06:22.69 ID:xsvnf4dZo
助手「……それ、神原さんが阿良々木君を殺しに行く時の格好ですよね?」

探偵「そうだね。神原駿河は愉快な事にも、そんな奇妙な格好で殺しに行った訳だ」

探偵「さて、どうしてだい?」

助手「……わかりませんよ。そんなの」

探偵「まあ、そう言わずにもう少し考えてみなよ。聞けば、結構簡単な事だからさ」

助手「……なら、何かヒントをくれませんか?」

探偵「ヒントねえ……。そうだね。なら、こう考えてみなよ」

助手「何です?」

探偵「例えば、君が、誰かを殺そうと思って包丁を用意するだろ? その時、君はそれをどうやって持っていく?」

助手「どうやってって……。多分、バッグの中に新聞紙か何かでくるんで……」

探偵「それだけかい?」

助手「んー……。どうだろう……。後は……」

助手「指紋がつかないように、手袋を……」

助手「……あ!」

探偵「そう。わかっただろ? 神原駿河が『包帯』だとか『猿の手』だとか、『そんな物』を『手』に装着していた理由がさ」

探偵「指紋がつかないようにしていたんだよ。それ以外に理由がない」

助手「…………」


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