49:名無しNIPPER[saga]
2016/12/18(日) 22:13:35.99 ID:0bnIaTFk0
*― 料理教室 ―*
青年 (狐娘が住む様になってから、食事には気をつけてるが、レパートリーの少なさに無理が出てきた)
青年 (近年では料理が出来る男性はモテるらしい)
青年 (それならオレ以外にも来てるんじゃないかと淡い希望を抱いていた)
青年 (そんな訳で料理教室とやらに来てみたんだが……)チラ
青年 (オレ以外、見事に女性だけしかいな―――――居た!男性居たよ!)
青年「あ、あのぅ……」
「おや?初めまして……でございましょうか?」
青年「は、はい!見た感じ、同姓が貴方しか居なく……」
「これはお気遣いありがとうございます」
「私めも、周りがご婦人方ばかりでしたので少々心細ぅございました」
青年 (凄いジェントルマンな人だな……)
執事「私は執事と申します」スッ
青年「ぇ、あっ。青年です」ギュ
青年「執事さんも料理を習いに…?」
執事「いいえ。私はお手伝いをしに伺いました」
青年「お手伝い…?」
執事「はい。この料理教室を開いた方に御恩がありまして……」
執事「予想以上に人が集まったみたいで、人手が足りないから、と」
青年「そうなんですね」
ガチャ
「皆さんこんにちは〜」
「今日は来てくれてありがとうございますっ」
青年「あれが先生か……若いな」
「ではではっ早速作っていきましょ〜!」
「今日は定番の煮物、それと食後のデザートですよ〜」
青年「煮物か……ここの料理教室って会費を予め渡すだけで材料を用意してくれるのは助かるな」
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