過去ログ - 狐娘「家に居候してやったわ」
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82:名無しNIPPER[sage]
2016/12/31(土) 13:45:55.17 ID:eBtxaF+E0
狐娘「ぬしにまた血迷ったことをされては、寝覚めが悪いからのぅ?」

青年「こいつずっと居座る気じゃ無いだろうな」

狐娘「安心せい。ぬしが亡くなった後もあの家にはわし住んでやろう」

青年「オレが死ぬまで居る気かよ」

狐娘「人間はだいたい八十年かそこらの寿命じゃからな」

狐娘「ぬしが亡くなるであろう残り約五十と余り程度、余裕じゃわ」

青年「もう亡くなった後の話ししてるし……」

狐娘「わしの様な者と人間では時の流れが違う」

狐娘「例えば、ぬしには十年と言う時間は長く感じるじゃろうが……」

狐娘「わしからすれば、昨日みたいなもんじゃ」

青年「ならオレと――――――




狐娘「じゃが……ぬしと積み重ねた一日一日は数年分と同等、濃くわしの記憶に刻み込まれておる」

狐娘「心配せずとも、今後も忘れることは無いじゃろうな」クスクス

青年「へいへい、そうですかい」

狐娘「さて。そろそろ猫娘も待ちわびておるじゃろう、帰るとするぞ」スッ

青年「……そうだな」ギュ


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