37:ベルトコンベア ◆EwTy/47GRIPz[saga]
2017/01/08(日) 03:19:23.24 ID:Ny5gxauZ0
ちひろ「え……あ……」
P「――あっ! 勘違いしないでくださいよっ? ここをやめるってことじゃないですからっ!」
ちひろ「そ、そうなんですか……。もう、驚いちゃったじゃないですか……」
P「す、すいません……」
ちひろ「……でも、やめるって……??」
P「あぁ……――」
P「時子様のプロデューサーを……ってことです」
ちひろ「えっ…………」
ちひろ「な、なんでですか?? やっぱり、イヤになったとか……?」
P「いえいえ、そういうことじゃないんですよ」
P「いや、しばらく考えていたんですけど……。俺じゃ、時子様を輝かせられないんじゃないかって」
ちひろ「そんなことないんじゃないですか? 人気も出てきてますし……」
P「人気が出ているのは時子様の実力ですよ。ただ思ったんです、もしかしたら俺という存在が時子様の邪魔をしてしまってるんじゃないか……と」
ちひろ「は、はぁ……。ということは、時子ちゃんはセルフプロデュースってことですか?」
P「はい。まぁ、最近みんなが人気出てきたっていうのもあるんですけどね」
P「ただ、雫は一人にするのは不安だし、涼にもできれば歌に専念してもらいたいし、法子はドーナツだし……」
P「時子様は最近アイドルというのに興味を持ち始めたみたいですし、基本的には一人で動いてもらって、ところどころできることは俺がやろうかなって」
ちひろ「そ、そうですか……」
ちひろ(こ、これ、時子ちゃん聞いてるのかな……? ど、どうするんだろう……)
P「――さて、話したらなんかスッキリしましたよ。ありがとうございます、ちひろさん」
ちひろ「い、いえ、話を聞くぐらいしかできないですけど……」
P「――さて、仕事かたづけないと……」
ちひろ(なんだろう、でっかい爆弾落とされた気分……。私のほうが気が気でないわ……)
ちひろ「……嗚呼、明日は何もありませんように……――」
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