過去ログ - 女「人様のお墓に立ちションですか」
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127:名無しNIPPER[saga]
2016/12/30(金) 01:42:19.27 ID:5wohteYJ0
男「はぁ……」

男「疲れた。心が疲れた」

女「元気を出しましょ。こんな言葉を例の先生から聞いたことがあります」

女「"他人に幸福を求めて話しかけてはいけない。自分が幸せな時に他人に話しかけなさい"」

女「いい言葉でしょ?」

男「その先生はしばらくしてからきっとこうも言ってたぜ。『疲れた。心が疲れた』」

女「それは先生のせいじゃありません……」

男「疑問に思うんだけど、そんなに素晴らしい先生をいじめようとしたやつらって一体どんな」

女「質問は質着応答の時間にお願いします。今考えるべきはメールの文章の内容ですよ」

男「人のプレゼンネタパクるなって。反省しましたよ。俺もいつか人にものを教える立場になったら『質問がある人』ってちゃんと聞く人になるよ」

女「さぁさ、早くかきましょう」

男「あんたが考えてくれるよな?」

女「何を言ってるんですか」

男「女性の方が女性の気持ちがわかるだろう」

女「女性を口説くのは女性ではなく男性ですよ。ほら、今も夕陽を背景に、イタリアで8人の男が情熱的な告白をしました。あっ、今はフランスで男が3人告白をしていて、二人が告白準備中です。おや、デンマークでは既に告白を終えた男が3人いるみたいです」

男「墓地で考えたメールの文章を送って数年越しの片想いが実った男性は?」

女「…………」

女「涙とともにパンを食べたものにしか、人生の本当の味はわからないとゲーテがおっしゃっていました」

男「不吉な未来を名言で覆おうとしたよね。しかも振られたら何も喉を通らないからな」

女「その調子でどんどん文章も考えて下さい」

男「それができたら苦労しないよ」

女「苦労しましょう。今までそれが足りなかったんですから」

男「耐え忍んできただけだったな」

女「過去も偲んでいましたよ。オセロみたいに、連なった黒が全部白にひっくりかえるといいですね」


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