過去ログ - 女「人様のお墓に立ちションですか」
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262:名無しNIPPER[saga]
2017/01/04(水) 14:52:58.44 ID:G7ejXtln0
女「えっ……」
女「…………」
女「う、うれしいです。気持ちは嬉しいです」
263:名無しNIPPER[saga]
2017/01/04(水) 15:00:18.28 ID:G7ejXtln0
男「…………」
男「よかったー……」
女「断られると思ってたんですか」
264:名無しNIPPER[saga]
2017/01/04(水) 15:04:18.80 ID:G7ejXtln0
女「やっぱり、しばらくこの花は置いておくことにします」
男「どうして?」
女「男さんといる間に、私のお墓に花が供えられているのは、やっぱりちょっと悲しくなる気がして」
265:名無しNIPPER[saga]
2017/01/04(水) 15:12:19.23 ID:G7ejXtln0
男「先生が俺の手を使って殴った時は驚いたけどな」
女「私もです。神様という存在がいるのなら、どうしてあなただけに触れられるようにしたのか、その時に謎が解けました。あなたの手は、女子高生を殴るためにあったのですね」
男「それ以上に聞こえの悪い手って存在しないと思うんだけど」
266:名無しNIPPER[saga]
2017/01/04(水) 15:20:33.19 ID:G7ejXtln0
女「幸せな夜です」
男「そうだな」
女「いろんなはなしをしましょう」
267:名無しNIPPER[saga]
2017/01/04(水) 15:31:41.09 ID:G7ejXtln0
12月31日 02:32
女「遅れましたよね。すみません」
男「丑三つ時終わったよ。幽霊なのに。遅刻」
268:名無しNIPPER[saga]
2017/01/04(水) 15:37:16.36 ID:G7ejXtln0
女「あっという間でしたね」
男「あっという間だったな」
女「カラオケも、ボーリングも、ファミレスもいくことができましたね。そして本物の卓球も。やっぱり強かったんですね」
269:名無しNIPPER[saga]
2017/01/04(水) 15:40:57.25 ID:G7ejXtln0
女「花の墓にいきましょう」
男「あの草原のとこか」
女「今夜は曇り気味ですね」
270:名無しNIPPER[saga]
2017/01/04(水) 15:45:07.13 ID:G7ejXtln0
女「先生の選んだお花、まだ綺麗なままですね」
女「私の好きな色、どれだかわかります?」
男「赤」
271:名無しNIPPER[saga]
2017/01/04(水) 15:49:02.49 ID:G7ejXtln0
女「私がいなくなってからも、丑三つ時の私のお墓にすがりついて、わんわん泣いたりしないでくださいね」
男「泣くけど、ちゃんと昼に訪れるよ」
女「まぁ、それなら、私も安心です。私のせいで昼間はちゃんと生きている男さんの人生を台無しにしてたら申し訳ないですもん」
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