過去ログ - 女「人様のお墓に立ちションですか」
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81:名無しNIPPER[saga]
2016/12/25(日) 23:11:44.89 ID:yzWGHcpm0
男「こんばんわ」
女「こんばんわ」
男「あっ、髪型少し変わったな」
女「変えてないです。というか、こんなに暗いのにわかるわけないじゃないですか」
男「今日は曇り気味だからな。夜の天気なんて、ろくに気にしたことなかったけど」
女「なんで髪型変えたなんて言ったんですか」
男「見てるってことを伝えることに意味があると思って」
男「床屋に行った帰り道、前髪が切られすぎたことを気に病んでしまうんだけど、翌日学校に行ってみると自分が髪を切ったことにすら気づかないやつさえいる」
女「女同士ならそんなことないですけどね」
男「自分にとってだけは自分の変化というのはとても大きいものだ。だから、たとえ髪を切って無くても毎日全く同じ髪型というのは自分ではないと思うものじゃないか」
女「そうですね。たしかに、変えたって言われると今日は髪の調子がいいのかななんて思っちゃいますね」
女「あなたがそんな恋愛テクニックを使うとは思いませんでしたけど」
男「でも、なんか昨日までとは違う感じに思ったんだけどな」
女「もしかしたら、あなたの私を見る目が変わったんじゃないでしょうか」
男「ん、どういう意味だ?」
女「さ、さぁ、そのくらい自分で考えて下さい。せっかく昨日爪も切ったようですし」
男「……うぉっ!よく気づいたな!俺でさえ忘れてた!」
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